そーせいグループのイドルシア社の日本およびAPC事業買収の説明会動画がプレスリリースにアップされていました!2倍速で見れば30分で視聴可能。ビジネス的な勉強にもなるから視聴をおススメします。

製薬会社の将来を考える
この記事を読んで分かること
・説明会動画を視聴してのこういちの所感 「やっぱりいいお買い物!」
・ダリドレキサント(開発中の不眠症治療薬)の追加情報

どうも、こんにちは。

外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。

最近は朝活と、プチレコーディングダイエット(体重を記録していくダイエット方法)にはまってます。

体重は2週間で60kg台に持っていきたいです。

 

 

さて、本題です。

7/20(木)にそーせいグループがイドルシア社の日本を含むアジア事業(中国を除く)を買収することを発表しました。

それ以降、過去にイドルシア社のことをまとめたブログが絶賛バズリ中です。

 

 

2023年6月15日にまとめたものですが、買収発表以降、アクセス数が急激に伸びました。

7月20日以降は、1日千人以上はアクセスしてます。

ブログがバズるってこういうことかと実感しています。

 

 

またその後、すぐに買収に関する情報をまとめた内容を7月21日にブログにまとめました。

それがこちら。

 

 

 

株主向け説明会のPDF資料の情報を中心に、今回の買収の狙いについて個人的見解も含めて、解説したものです。 

こちらもありがたいことに非常に多くの方にご覧頂いております。

7月21日にUPしてから、こちらも一日千人以上の方にアクセス頂いてます。

まあ、21日と22日の2日間の一過性のフィーバーだとは自覚してますが。w

ブログにアクセスが集まることは嬉しいことです。

 

ただ、こういう勢いを利用しない手はないですね。

こういう波を利用して、もっともっとブログのアクセス数と認知度を高めていきたいという野心を持っています。

ということで、なにか買収に関する新しい情報はないかなと、そーせいのホームページを訪問したら、、、

なんと見逃してしまった今回の買収に関する株主向け説明会の動画がアップされておりました!!

これは見るっきゃないということで、さっそく拝見しました。

2倍速で。

約1時間の株主向け説明会でしたが、倍速が出来るので30分で視聴が可能です。

リンクはこちら

2023.07.21 お知らせ

(7月20日開催)説明会動画:「イドルシア社の日本およびAPACにおける医薬事業買収について」

ビジネス的にも大変勉強になる内容でしたので、多くの方に視聴をおススメします。

また説明会資料はこちらからダウンロードが可能です。

説明会資料:「イドルシア社の日本およびAPACにおける医薬事業買収について」

 

今日のブログの内容は

・この株主向け説明会を聞いてのこういちの所感

・質疑応答で新たに発見したダリドレキサントの追加情報(スライドには記載されていない)

これらを中心にお届けしたいと思います。

そーせいグループのイドルシア社アジア事業(中国を除く)買収関する説明会動画を視聴してのこういちの所感

やっぱりいい買い物だと感じました。

前回のブログでは、株主向け説明会資料の一部を抜粋し、こういちなりに今回の買収に意見しました。

前回のブログで、私は今回の買収はそーせいにとって「うまい買い物」と述べています。

・プロフィットセンターになるピヴラッツの入手

・将来のプロフィットセンターになるダリドレキサント入手

・Ph3の2つの製品のオプション権の入手

・開発機能と販売機能の入手

 

これらのメリットを約650億円で手に入れることができたのは、安すぎるのではないか、ということを以前のブログで解説しています。

詳しくご覧になりたい方は以下ブログにアクセスください。

株主向け説明会の動画を見る前に、まとめたものですが、動画を見終えて、まとめた内容がおおむね間違っていないことが再確認でき良かったです。

動画の説明の中ではみずほ銀行の借り入れの話も出てきます。

銀行側も今回の買収を評価していることや、低金利かつ固定金利で借り入れを行えたことなどをCFOの方が解説されています。

「ピヴラッツの特許期限である2030年より前にはきっちり返済できる自信がある」

といった趣旨のコメントを残されたのが印象的でした。

私もそう思います。

きっとピヴラッツだけで余裕で返せると思ってます。

昨年75億円、今年は130億円超を目指しているピヴラッツ。

2023年下期には脳卒中のガイドラインにも掲載予定。

まだまだ売り上げを伸ばすにおいがしますね。

正直4年-5年で累計売上は今回の買収額である650億円を上回るのではと予想します。

これだけ見ても「うまい買い物」だと思いますが、それに加えて以下のうまみも残ってます。

・将来のプロフィットセンターになるダリドレキサント(不眠症治療薬)入手

・Ph3の2つの製品のオプション権の入手

・開発機能と販売機能の入手

やっぱりいい買い物だと思いますし、ポテンシャルを考えると買収額650億円は安いなと思います。

CEOのクリストファーカーネギーがプレゼンテーションは日本語で行っていたのが驚き

その他のプチ所感もお届けしたいと思います。

そーせいの株主説明会の動画って初めてみたんですが、

CEOのクリストファーカーギルさんって日本語ぺらぺらなんですね!

びっくり。

さすがに質疑応答は英語で行い、通訳が入っていました。

ただプレゼンを日本語で行っている姿勢に、日本の株主への説明責任をきちんと果たそうとしている男気を感じました。

気になったのでちょっと略歴を調べてみました。

2017年、コーポレートコミュニケーション部長として当社入社、2018年11月、当社執行役副社長CFO。

それ以前は、グローバルな金融サービス分野で10年以上の経験を有し、アドバイザリー業務に従事した経験を活かし、ヘルスケアに関する幅広い知識、財務および資本市場に関する知見を有する。

KPMGのコーポレートファイナンス部門でキャリアをスタートした後、Morgan Chase & Co.で8年以上投資銀行業務に従事、主に英国のヘルスケアセクターを担当。

オーストラリアのモナシュ大学で経営学(銀行・金融)、法律の学士号を取得。

2022年3月、代表執行役社長に就任。

そーせいホームページ https://soseiheptares.com/about/our-board-of-directors.html?ctry=jp

年齢は別サイトに1984年生まれと見つけました。

1984年・・・・!?

39歳だ!若い!

これまたびっくりです。

CFOが若くて優秀

司会をしているCFOの野村さんの若さと優秀な質疑応答にも驚きました。

少しググったらこんな略歴が出てきました。

証券会社のアナリスト畑出身のCFOの方ですね。

薬学部出身で、三菱総合研究所でアナリストとしてのキャリアをスタート。

そこから証券会社のアナリストを経て、そーせいへ。

こんなキャリアの積み方もあるんですね。

勉強になりました。

イドルシアは開発に80人も人がいるの?びっくり

質疑応答の中で、イドルシアの田中社長が「臨床開発には80名ほどの人員がいる」とコメントされていました。

イドルシアの社員数は130人と公表されているので、ちょっとびっくりしました。

開発の方が思っているより多い!

そうすると営業とメディカルには50人位ということになりますね。

これは意外でした。

新薬が上市されるタイミングで、開発側とメディカル側にもう少し増員が見込まれるかもしれませんね。

ダリドレキサント(開発中の睡眠薬)の追加情報

ダリドレキサントは現在2023年下期の承認申請に向けて準備を進めている不眠症の治療薬になります。

発売予定は2024年下期とのことです。

質疑応答の中身で印象に残ったキーワード(追加情報)は以下です。

・日本の睡眠薬市場1400万人

・DORA(デュアルオレキシン受容体拮抗薬)の将来の市場予測40%以上 (現在約19%で約570億円)

・北米ですでにダリドレキサントは発売しているが苦戦している。理由はベンゾジアゼピン系睡眠薬の市場が強いため。

・日本はオレキシンを柳沢先生(教授)が発見したこともあり、DORA薬の浸透が早い。世界シェア70%を日本で叩き出している。

・(そのため3剤目ではあるものの自信がある)

こんな内容の情報が質疑応答の中で確認されました。

 

オレキシンを柳沢先生が発見したというのは知らなかったので、調べてみたらこの分野ではかなり有名な話のようですね。

詳細はこちら。

ノーベル賞候補の柳沢正史教授が解説!心地よい眠りを得るための新常識5選 - クローズアップ現代
ノーベル賞候補の睡眠研究者、筑波大学教授の柳沢正史さんが快眠を得るための新常識を伝授。柳沢さんはオレキシンを発見でGoogle等が創設したブレイクスルー賞を受賞

ノーベル賞候補にもなっているすごい発見とのことです。

 

なるほど、だとするとDORA薬の市場浸透が日本で早いことに納得です。

 

またダリドレキサンの対象とする不眠症の対象患者数も非常に多いですね。

日本で1400万人。

めちゃくちゃいますね。

ダリドレキサントも大きなプロフィットセンターになるにおいがしますね。

 

 

競合優位性がどれくらいあるのか、少しだけ調べようと思ってネット検索していたらいつも情報収集でお世話になっている日経バイオテクさんに以下のような記載を見つけました。

新製品のもう1つは不眠症治療薬のダリドレキサントだが、これはオレキシン受容体拮抗薬と呼ばれるクラスの薬剤で、欧米では販売されているが、日本では2023年下期に申請、2024年下期の販売開始を予定している。

先行品の「ベルソムラ」(スボレキサント)および「デエビゴ」(レンボレキサント)があるため、期待度はピヴラッツほどではない。

ただ、ベルソムラの2022年の国内売上高は薬価ベースで294億円、デエビゴは276億円とのことで、市場規模自体が大きいためダリドレキサントも売上高に一定の寄与がありそうだ。

ダリドレキサントは傾眠の副作用が先行品の2つよりも少なく、半減期が短いことがこれまでの研究から示唆されているため、「(オレキシン受容体拮抗薬にしては)切れが良い睡眠薬」としてベスト・イン・クラスを狙えると期待されているようだ。

ただし営業体制が小規模なため、売上高としてこれらを上回るには相当の有用性が示される必要があるだろう。

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/040700054/072100146/ 日経バイオテク 2023.7.21

この記載が本当だとすると、十分に競合品2剤と戦えそうですね。

上記の記載では営業体制が小規模と書かれていますが、この薬剤に関しては持田製薬と共同開発・競合販売することがすでに契約済です。

買収後もこの契約は維持されるでしょうから、ベルソムラ®のMSD、デエビゴ®のエーザイと十分に戦っていけると思います。

こういち予想では、

・GPおよび200床未満を持田製薬がカバー

・200床以上をイドルシアでカバー

こんな図式になるのではと予想します。

このあたりの体制については、来年の発売に向けて絶賛議論中だと思いますので続報を待ちたいと思います。

そーせい&イドルシアに興味がある人は積極的に情報収集を

やっぱりこの買収はそーせいにとっていい買収だなと言うのがこういちの感想です。

今後の成長が楽しみですね。

株価にも大変注目しています。

 

 

ここからは前回のブログでも書いていることの再掲です。

きっとそーせいで働きたいと考えている人もいると思います。

しかも、そーせいって、めちゃくちゃ給料が高いことで有名です。

【2023年版】製薬会社年収ランキング 1位は1345万円のそーせいG…新薬大手は2年連続で中外トップ | AnswersNews
◆2023年版 国内製薬平均年収ランキング(全85社) そーせいG 1344万円 モダリス 1340万円 ソレイジア・ファーマ 1310万円 4位 中外製薬 1214万円 5位 シンバイオ製薬 1208万円

 

タイムリーな情報ですが、2023年7月21日のAnswersでは日本の製薬企業の平均年収の中でそーせいGが1位であったことが報道されました。

みなさん、高給取りなわけです。

さらに、買収をしたイドルシア日本法人の一人当たりの生産性が高いことも知られています。

株主向けの資料にもその旨の記載がありました。

ということで、こういう企業で働きたいですよね。

 

そこで情報共有です。

私は過去イドルシアに関しては、【ランスタッド】から案件を紹介されてます。

採用は現在ストップしているかもしれませんが、興味ある方は情報取りに行くことをお勧めします。

そーせいに関しては、私は案件を紹介されたことはありません。

日本企業にパイプの強いエンワールドジャパン(製薬専門チームありです。こういち、いちおし。)あたりは、もしかすると案件持っているかもしれません。

こういう情報というのは、いつ、どのタイミングで転職エージェントから情報がやってくるかは正直読めません。

従って、複数の転職エージェントの方と繋がって、網をかけておくことが大切です。

参考として、こういちが登録しているエージェント情報をいつものように紹介しますね。

 

過去のやりとりの情報も含めて書いていますので、ご興味ある方はお読み頂けたら嬉しいです。

 

 

エンワールドジャパン 製薬専門チームありです。こういち、いちおし。

JAC Recruitment 外資系案件に強みをもっています。

【ランスタッド】 外資系案件に強みを持っています。意外に知られてないですが、超優良です。

マイナビエージェント どちらかというと内資系案件が多い。

リクルートダイレクトスカウト 本社系案件に強い印象。

【アクシスコンサルティング】コンサルティング会社に興味があれば、登録しておいて損はないです。

特にBIG4(PwC/EY/KPMG/デロイト)とのコネクションが強く、実績を出しています。

20代なら挑戦するのもおおあり!キャリアの幅がぐんと広がります。

毎回ブログの中でお伝えしていますが、その時々で求人が入ってくるエージェントが異なる印象ですので、上位に上げたうちの1-2個は登録しておくことをお勧めします。

無料ですし、情報を得るには転職エージェントの方と繋がるのが一番です。

定期的に自分のスキルを棚卸して、転職エージェントさんと上手に付き合って、情報収集とキャリアアップを実現させていく。

今後の製薬でのキャリアを積み上げていく上で、必須のアクションだと私は考えています。

 

あとでやろう、またやろうと思ってると、どんどん時間が過ぎていきますので、アンテナ高く、キャリアを積み上げていきたい人はすぐ動いたほうがいいです。

いまの時代、すぐに動いた人、すぐに行動に移せる人が勝つ時代です。

本業でも副業でもなんでもそうです。

大転職時代は当たり前ですし、終身雇用なんてすでに過去のものになりつつあります。

 

 

 

ということで本日は以上です。

そーせいグループの今後が楽しみですね。

最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

 

 

*2024年2月追記

Answers さんも取り扱いがあることを確認しました。

 

製薬ニュースを毎日配信するAnswersNewsと連携しており、バイオベンチャーや大手製薬会社との提携をされていることも最近キャッチしました。

そーせい/イドルシアとも繋がりがあるとは正直知りませんでした。

私がお伝えしたいのは、「どこどこのエージェントさんが一番良いですよ!」ということではなく、機会損失を防ぐために、複数の転職エージェントに登録したほうが絶対に良いという点です。

なぜならエージェントによって持っている案件や非公開求人が異なるためです。

 

その中でもAnswersさんは優良な転職エージェントさんになりえますよ!ということです。 

 

 

ブログを読んで終わりとするか、5-10分ほど手を動かしてエージェントから情報を得ようとするかで、その後の人生の選択が変わってきます。

エージェントの登録をこれまでしたことがない、もしくはエージェントの登録を1社程度で済ませて満足されている方は、それだけで多くの機会損失が発生している可能性があります。

 

「望んでいたような求人が出ていたけど知らずに終わる」

 

これはもったいないですよね。

 

 

希望する求人と条件をテンプレートで良いので、エージェントさんに伝えておくと、それに近しいような案件が自然と入ってくるようになります。

そういうアクションを積み上げていくと良い案件と出会える可能性が増えていきます。

  

 

リストラ吹き荒れる製薬業界で生き抜くにはこういったアクションが不可欠だと私自身は考えています。

動く動かない、応募する応募しないは置いておいて、まずは選択肢を知るというところからアクションを起こしてはいかがでしょうか?

 

 

ということで追記は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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