元看護師で、CRO勤務の方から記事を寄稿頂きました。病院勤務と企業勤務の違い、企業での働き方や成果の出し方、そして転職方法・面接のコツについて解説!

戦略的キャリア形成
この記事を読んでわかること
・病院勤務と企業勤務の違い 
・転職方法および面接のコツ

*この記事にはアフィリエイト広告を利用しています。

 

 

どうも、こんにちは。

外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。

今日は寄稿頂いた記事のご紹介です。

2月頃にX(旧Twitter)で「元看護師さんで、いま製薬会社やCRO*で働いている方で記事の寄稿に興味ある方いませんか?」と声を掛けたところ、数名の方からレスを頂きました。

 

*CROとは、Contract Research Organizationの略で、日本語では「開発業務受託機関」と呼び、製薬会社から医薬品開発における臨床試験や製造販売後調査の業務を受託している企業のことを指します。

 

すでにそのうちの何名かの記事はブログでも公開させて頂いています。

今日は、そのうちのお一人の方の記事のご紹介になります。

Xネームは「ゆきたんぽ」さんになります。

上記の記事を投稿頂いた方とはまた別の元看護師さんになります。

 

 

今回の記事の内容は、現在看護師として病院勤務している若手看護師を対象としています。

「企業勤務」という一つの選択肢を考えるきっかけにしてほしいという想いから、これらの記事の募集を行っています。

多くの方の意見や経験を参考するという意味で、本日公開する記事も過去に公開したもの同様、有用な内容になっていると感じます。

良かったら、最後までお読みください。

 

 

看護師からCRO(Contract Research Organization)での勤務へ転身した筆者が、病院勤務と企業勤務の違い、企業での働き方や成果の出し方、そして転職方法・面接のコツについて実体験を交えながら紹介します。

セクション1: 病院勤務と企業勤務の違い

 

1.1 教育機関としての役割: 病院での新人教育や後輩育成の手厚いサポートとは?

 

病院勤務では、教育機関としての重要な役割が求められます。

新人看護師に対する教育や後輩の育成が病院の文化となっており、手厚いサポートが提供されます。

 

病院勤務では、例えば、新しい手技を習得する際に手厚いサポートが提供されました。

まず、新しい手技を行う前には必ず見学を行い、その手技のやり方や注意点を確認する機会が与えられました。

その後、経験豊富な先輩看護師と一緒に、実際に手技を実践することができました。

先輩からは、手技の実施方法やポイントについて丁寧に指導を受けることができ、自信を持って業務に取り組むことができました。

(もちろん、厳しい先輩も多かったですが 笑)

そして、先輩からのフィードバックを経て、一人立ちが許可されるまでのプロセスを経て、一人での業務を開始することができました。

このようなサポート体制の下で、安心して新しい手技を習得し、患者さんに最高のケアを提供することができました。

この経験は、病院での勤務が新人や経験の浅いスタッフに対して、スキルや知識を安全に身につける機会を提供していることを示しています。

病院は経験豊富なスタッフがマンツーマンで指導し、安心して成長できる環境が整っています。

 

1.2 外部の人間としての接遇: 企業勤務で求められる患者への接遇以上のスキルとは?

 

 

一方で、企業勤務では自立した人物としてのスキルが求められます。

患者への接遇以上に、外部との関係性が重視され、コミュニケーションや協力が必要です。

企業環境での柔軟性や自己主張が求められるため、新たな挑戦と成長の機会が広がります。

 

 

企業での勤務では、自己主張が求められました。

看護師時代と異なり、明確な手技一覧や業務リストが提示されることはなく、自ら未経験の業務に取り組む姿勢が必要でした。

先輩や上司からの指導も、以前のように「一緒にやる?」という形ではなく、自分から積極的に関わりを示し、必要な情報を吸収することが求められました。

業務内容や手順の詳細を0から10まで教えてもらえることは稀であり、自ら学び、理解する能力が試されました。

 

 

また、リソースの配分や業務負荷の調整に関して、上司が全てを把握し切れているわけではありませんでした。

自分が担当する業務に関して、自らの負荷や限界を理解し、必要に応じて意思表示することが重要でした。

業務過多やストレスを感じる場合は、上司とのコミュニケーションを通じて課題を共有し、解決策を模索する姿勢が求められました。

全ての意見が即座に受け入れられるわけではありませんが、上司やチームと協力して、業務の効率化や負荷の均等化を図る努力が求められました。

企業での経験は、自ら考え行動し、柔軟性を持って業務に取り組む能力が重要であることを示しています。

自己主張や意思表示を行いながら、チームとの協力やリーダーシップを発揮することが、成果を出すための鍵となりました。

 

セクション2: 企業での働き方や成果の出し方

 

2.1 柔軟な働き方: CROでのフレックスや在宅勤務の特徴と注意点

 

CROでは柔軟な働き方が一般的であり、フレックスや在宅勤務が可能です。

ただし、この柔軟性には自己管理の必要性が伴います。

長期的なスパンでの就業時間を管理し、成果を上げるためには効果的な働き方が求められます。

 

 

在宅勤務においては、会社の規定や方針によって柔軟性が大きく異なります。

自由な会社では、在宅勤務でもフレックス制度が活用され、個々の生活スタイルに合わせた働き方が可能です。

私自身も朝7時から業務を開始し、早めに終了することで、自分の時間を有効活用することができました。

業務終了後には、家事や趣味に時間を割くことができ、生活の充実度も高まりました。

 

 

 

一方、定時の会社では、在宅勤務の時間やスケジュールが厳格に定められている場合があります。

朝9時から17時30分までの時間帯が原則であり、自由な時間の調整が難しい状況にありました。

フレックス制度の活用や、早朝や夜間の時間帯に業務を行うことが難しく、自分の生活スタイルに合わせた働き方が難しかったです。

 

 

会社選びは、個々の生活やキャリアに大きな影響を与える重要な決定です。

面接時や入社前に、会社の在宅勤務の方針や制度について十分な説明を求めることが重要です。

私もその点を見落とし、会社選びに失敗しました。

今後は、より慎重に選択肢を検討し、自分に合った環境で働くことが大切だと感じています。

 

 

このような経験から、面接や会社選びにおいては、会社の在宅勤務の方針や制度について十分な情報を収集し、自分のライフスタイルや働き方に合った選択をすることが重要であることを学びました。

 

2.2 自己管理の必要性: 長期的なスパンでの就業時間の管理のポイント

 

CROでの働き方には自己管理が不可欠です。

特に長期的なスパンでの就業時間の管理が求められ、計画的な仕事の進め方が重要です。

初めての環境では慣れるまでが大変かもしれませんが、柔軟性を活かした効率的な働き方がポイントです。

 

 

このような柔軟性を活かした効率的な働き方は、私にとって最適な方法でした。

朝の時間帯は、静かな環境で集中して業務に取り組むことができるため、重要なタスクや締切のある業務に集中することができます。

特に月曜日は、一週間の予定を確認し、優先順位を決定するための時間を取ることで、週全体を効果的に管理することができます。

一方で、メールのチェックや返信は適切なタイミングで行うことが重要です。

朝一番や昼前、15時頃、そして就業前のタイミングでメールを確認することで、業務に集中しつつも、重要な連絡を見逃すことなく対応することができます。

常にメールをチェックしていると、自分の業務が終わらない恐れがあるため、定期的なチェックタイミングを設けることで、効率的な業務管理が可能です。

このような働き方は、自己管理能力や時間管理のスキルが求められますが、柔軟性を活かして自分に最適な働き方を見つけることができるという利点があります。

私の場合、朝の時間帯と夜遅い時間帯が最も効率的であることを理解し、その時間帯に集中して業務をこなすことで、生産性を向上させることができました。

 

セクション3: 成果の出し方とポイント

 

3.1 期限内に終わらせる: チームでの協力とリーダーの期待に応える方法

CROでの成功には、期限内に仕事を終わらせることが重要です。

リーダーやチームとの協力が不可欠であり、期待に応えるためには効果的なコミュニケーションと調整能力が求められます。

リーダーからのサポートを積極的に受けながら、チーム全体で目標に向かって協力することが重要です。

チーム全体で目標に向かって協力することは、プロジェクトの成功に不可欠です。

特に、プロジェクトリーダーやチームリーダーの役割は、チームの調整や進捗管理など、重要な業務を担っています。

 

 

プロジェクトリーダーやチームリーダーは、担当施設がないか、または極めて困難な施設を担当しながら、メンバーの対応状況をトラッキング表などを使用して管理しています。

これにより、全体の進捗状況を把握し、必要に応じて調整を行うことができます。

管理表に記載がない場合、担当者が業務を遂行していない可能性があるため、確認が入ります。

これにより、提供漏れや確認漏れなどの問題を早期に発見し、対処することができます。

 

リーダーの負担を減らすためにも、管理表の更新や、やるべきことの確認は必須です。

このような基本的な作業が忘れられがちであることもありますが、プロジェクトの円滑な進行には欠かせない要素です。

したがって、チーム全体がこのような基本的な作業に意識を向け、責任を持って業務を遂行することが重要です。

 

さらに、チームメンバーとしては、互いの進捗状況や課題に対する理解を深め、必要に応じて支援し合うことも重要です。

お互いの業務が円滑に進むように助け合い、共通の目標に向かって協力することが、プロジェクトの成功につながります。

 

3.2 システムの違いへの対応: 各社のシステムの違いに立ち向かうためのアプローチ

 

CROでの業務では、各社独自のシステムが存在します。

これに対応するためには、臆せずに分からないと言える姿勢が大切です。

初めてのシステムに直面した際に頓挫しないよう、効果的な学習戦略や質問の仕方を身につけることが必要です。

 

セクション4: 転職方法と面接のコツ

 

4.1 自己分析の重要性: 看護師からCROへの転身を成功させるための自己分析のステップ

 

転職を考える際には、まず自己分析が重要です。

自分の強みや弱みを正確に把握し、転職先での適性や目標を明確にすることが成功の第一歩です。

 

例えば私の場合は以下のような強み、弱みがあります。

強み:

  • 元看護師としての経験を活かし、施設(病院)固有のルールやプロセスについて理解を示し、妥協案を模索し提案することができる。これにより、プロジェクトにおいてスムーズなコミュニケーションや問題解決が可能です。
  • 提供物などの発送対応において迅速な対応ができるため、対応遅れが少ないという強みがあります。このような迅速な行動は、プロジェクトの進行において重要な役割を果たします。
  • 医師との面会において臆することなく意見を述べることができるという強みがあります。これにより、コミュニケーションの円滑化や情報の正確性を確保することができます。

 

 

 

弱み:

  • 依頼者側であるにもかかわらず、施設に過度に寄り添いすぎる傾向があるという弱みがあります。これは、他者のニーズに対して過剰に配慮し、自身の意見や立場を後回しにする傾向があることを示しています。
  • 他者をサポートしようとしすぎて、自身の負担が増えることがあります。これにより、自身の業務や責任を果たすことが困難になり、効率や成果に影響を与える可能性があります。

 

 

 

MBTIや企業転職サポートを活用して、自分の特性を理解することが大切です。

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)とは、個人の性格タイプを分類するためのツールの一つです。

MBTIは、カール・グスタフ・ユングの心理学的タイプ論に基づいており、人々が情報を収集する方法、意思決定を行う方法、外向性や内向性などの特性を評価します。

MBTIは、個人の傾向や行動パターンを理解し、コミュニケーションや仕事のスタイルを向上させるために使用されることがあります。

無料診断もありますが、本来MBTIは診断が目的ではありません。

自分の傾向を知ることに重きを置いているので、詳しく知りたい方は是非有料コンテンツを受講することをオススメします。

 

 

4.2 ツール活用のメリット: MBTIや専門企業のサポートの有用性と体験談

 

自己分析にはMBTIや専門企業のサポートが有益です。

これらのツールを活用することで、自分の適性や向いている職場を見つける手助けとなります。

個人的な経験から言えることは、しお姉さんのHandLポジナスのサービスが特に有益で、自分の強みを最大限に生かす方法や面接対策が充実していると感じました。

こういちの感想

 

まずはこれだけの長文を書いて頂いたことにお礼申し上げます。

ほぼ原文のまま掲載をさせて頂きました。

初稿は具体性がやや不足している印象を受けたので、「原体験をたくさん追記してほしいです」とリクエストしたら、思った以上にたくさんの事例を追記くださいました。

大変ありがたいです。

ありがとうございます!!

 

 

 

私がこの文章で印象に残ったのは、病院の研修の手厚さです。

もちろん、その人が新人か、経験者かで違いもあるかもしれませんが、

企業の場合はたとえ新人であっても手取り足取り教えるみたいなことはそうありません。

内資と外資でまた違うかもしれないですが、少なくとも外資には手取り足取り感はないです。

なので、文章を読んで「病院の新人研修って相当手厚いんだなあ」と感じました。

人間関係も、企業勤務に比べると濃そうなイメージです。

 

 

 

その他印象に残ったのは、強みと弱みの記載の部分です。 

ご自身の強みや弱みをきちんと具体性を伴って言語化出来ていることが素晴らしいなと感じました。

これだけ具体的に書ける方はそう多くないと思うので、きちんとご自身を客観的に捉えることができる方なんだと感じました。

面接って、必ず強みや弱み聞かれますからね。

これをきちんと整理して、具体性を伴って言語化できることは大切です。

 

 

 

 

読み手の方、特にこれから企業勤務を検討している看護師の方の参考になったものと思います。

参考にして頂いて、ご自身のキャリアの参考にして頂けたら嬉しく思います。

 

看護師から製薬会社やCROの転職案件を見つけるには

 

まず、結論としては、人から話を聞きましょう。

専門の人に話を聞く。これが一番ですし、聞くだけならお金は掛かりません。

ここはのちほど詳しく解説します。

 

 

仮に製薬会社やCROでの仕事に興味があったら、働き方の選択肢として考えられるのは以下の2つです。

①正社員として製薬会社もしくはCROに転職する
②コントラクト(契約社員)として製薬会社もしくはCROに在籍する

 

いまはこの2つの選択肢があると思います。

①はハードル高め、②はハードル低めです。

 

企業勤めの経験がない看護師さんをいきなり雇用するのは、製薬メーカー・CROとしてはやや抵抗感が強いです。

なぜなら企業文化に適応してくれるかわからないからです。

そのため多くの方が①に挑戦しつつも、②になっているというのが現実的には多いケースです。

でもいきなり①というケースがないわけでもありませんので、幅広く情報収集されることをおススメします。

 

 

企業で働きたい、またそのきっかけを掴みたいと思ったら、まず大事になるのは情報収集になります。

知らないことには、なにも始まりません。

まずは、いわゆる転職エージェントから情報を入手することが最初のステップになります。 

 

取り扱っている案件がエージェントにより異なるので、3つほど転職エージェントに登録されることをお勧めします。

以下におススメのエージェントさんを3つほどご紹介しますね。 

 

Answers 製薬関連の求人数が豊富。製薬ニュースを毎日配信するAnswersNewsと連携してます。

エンワールドジャパン 製薬専門チームありです。

ナースではたらこ 日本最大級の情報量

CROの求人がたくさん紹介されてます。

 

 

 

この3つに登録しておくことで、幅広く製薬会社に関連した看護師の求人を見つけることができます。

上記2つは、通常の看護師転職(病院→病院転職)のサポートをしている転職エージェントよりも、製薬会社とのつながりが強いため、製薬会社関連の求人をたくさんもっています。

ナースではたらこは、病院看護師職の求人も多いですが、中にはCROの求人(シミックやその他の治験担当企業)等が掲載されています。

登録などはすべて無料ですし、エージェントから詳しく話を聞くことも、もちろん無料です。

企業での勤務に興味がある方は、ぜひ情報とってみてください。

 

 

ということで本日は以上です。 

 

本日はゆきたんぽさんの記事のご紹介でした!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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