外資系製薬会社MRがイギリスMBAに留学するまでの道のり-Part2-。イギリスMBA留学準備2年目、3年目の過ごし方

イギリスMBA留学
この記事を読んでわかること
・こういち(元MR)のイギリスMBAまでの道のり

どーもこんにちは、こういちです。

1週間前のブログで、イギリスMBA留学準備1年目のことに触れました。↓

私がイギリスMBA留学するまでに要した期間は約2年です。

前回のブログでは準備1年目のことだけ書いて、終了してしまったので、今日は準備2年目、それから留学を叶えた3年目のことについて書いていきたいと思います。

英語のスコアアップの方法は?

・家族がいる中での勉強時間の確保の方法は?

こんな疑問を持たれている方向けの情報を発信したいと思います。

MBA留学を検討している方の参考になれば幸いです。

準備2年目 – 苦しんだ英語のスコアアップ-

Planning

準備2年目は学校探し+推薦状の準備+本格的な英語の勉強を並行して進めていました。

MBA留学を検討している方はこれらのことを仕事をこなしながら同時並行的に進めていかなければいけないので大変です。

全体のスケジュールを見える化して、何をいつまでにしなければいけないのか整理をしておくことをお勧めします。

私の場合ですが、

学校探し:インターネットと留学エージェントをフル活用。

推薦状:外資系製薬会社で活躍しているMBAホルダーの方2名に依頼。(話が通じやすいため)

本格的な英語の勉強:計画を立てて、勉強時間を確保して、定期的にIELTSを受験する。

上記のような形でした。

これらの中でやはりというか、一番苦労したのが英語の勉強・スコアアップです。

前回のブログでお伝えしましたが、準備1年目に受けたILTESは総合4.0でした。

これはTOEICだと500点相当になります。当日TOEICでは700点位持っていたので、正直点数の低さにびっくりしました。

Reading  5.0

Listening 4.5

Speaking 3.5

Writing  3.0

総合4.0

ここから総合6.5までにあげるには相当の努力が必要です。

なぜならIELTSは総合点0.5上げるのに3カ月~半年かかると言われているからです。

3カ月で0.5ずつ上がった場合、総合6.5に到達するには15ヶ月が必要な計算になります。

英語を学生時代から苦手科目としていた私にとってはかなり高いハードルではありましたが、そこは強い決意と時間を投資して乗り越えました。

では具体的な方法と時間確保の方法についてお伝えしますね。

具体的な勉強方法

Reading・・・IELTS専門の単語集とIELTS 公式問題集のひたすら繰り返し学習

Listening・・・ひたすらシャドーイング(TED talk / IELTSの模擬テスト教材)

Speaking・・・ひたすらネイティブキャンプ(無制限オンライン英会話:この頃は1日2時間をノルマにしてました。とにかくOutput量を増やす)

Writing・・・ひたすらWriting講座の受講 (留学エージェント提供)

IELTSの勉強方法については、色々な情報がネットに掲載されていますので、私のブログで詳しく述べることはしません。

私が述べたいことのポイントは「ひたすら」というワードです。

ひたすら同じ教材を完璧に覚えるまで繰り返す。

コロコロ教材を変えたりしないで、ひとつの教材がボロボロになるまで何度も何度も繰り返して学習する。

それが英語のスコアアップのコツです。

私が強調してお伝えしたいことはこの1点です。

英語学習を始めた頃はそれこそ様々な教材に手を出しました。

高額な英会話教室に通ってみたりもしましたが、いま振り返ってみても最初は遠回りや無駄使いをしたなと反省しています。

大事なことは教材を定めて、繰り返し学習すること。

安易に教材を変えないこと。

IELTSの点数を上げたいのであればIELTSの専門書にFocusして勉強すること。

このことがスコアアップのコツです。

これからMBA留学準備を始められる方がいたらぜひ覚えておいてください。

またIELTSのことは、IELTSの専門家に聞くことも近道の一つだと思います。

無料体験レッスン、無料模擬テストを提供している会社さんもあるので、こちらの情報もお伝えしておきますね。

バークレーハウス IELTS 体験レッスン

【イングリッシュイノベーション:点数保証制度の導入】TOEFL・IELTS・TOEICスコアアップに特化した専門校!

時間確保の方法

イギリスMBA留学準備2年目はいかに英語の勉強時間を捻出するか?というのも重要なテーマでした。

外資系製薬会社ではMSLをしていましたので、全国各地に出張三昧で忙しい毎日を送っておりました。

家に帰れば子供もいるので勉強には不向きな環境です。

毎日の暮らしの中で勉強時間を確保することが、なかなか大変でした。

そんな中でも私の工夫は主に以下の3点です。

・1週間のスケジュールを見える化し、平日は2時間以上/休日は5時間以上英語の勉強時間を確保すること

・朝の時間を有効活用すること。夜は10時に寝て、朝は5時起き。就業前 6時-8時は勉強Time

・通勤および出張中の移動(電車・バス・飛行機)中はすべて英語の勉強と割り切る

この3点を手帳に書いて、15ヶ月愚直に英語の勉強を続けました。

もちろん毎日実践できたわけではありません。

会社の飲み会もありますし、家族のイベントもあります。

ただ周りにはMBA留学のことを公言していましたので、勉強せざるを得ない状況を作りだして、自らを追い込んでおりました。

妻には全面的に協力してもらって、土日のどちらかは近所の図書館に勉強に行かせてもらっていました。

小さい子供二人がいる中で、私の勉強の応援をしてくれた妻には感謝しかありません。

いま振り返ってもかなりハードなスケジュールをこなしていたと、自分で自分を褒めたいと思います。

ただそれでも英語のスコアはなかなか上がらない時期もありました。

12か月目位。

IELTS5.5-6.0をさまよっているあたりですかね。

この頃は精神的にもきつかったことをよく覚えています。

準備3年目 – イギリスMBA留学を叶えた3年目 –

上記した勉強方法と、勉強時間の確保を続けた結果、徐々にIELTSのスコアが伸びていきました。

実際には、3ヶ月おきに0.5ずつあがっていったということではなく、上がったり、下がったりを繰り返しながら、17ヶ月目にして総合IELTS6.5のスコアを獲得しました。

ものすごくお金と時間と体力を使った期間ではありましたが、目標に向かって努力を続けていた日々は、それはそれで貴重であったと思います。

(ただIELTSは合計で6回も受験しました。一回4万円~5万円の受験料になるので、約30万円ですね。)

そして、条件付き合格をもらっていた大学に英語力の証明を提出し、晴れて無条件合格の資格を得ました。

TOEIC500点レベルからIELTS6.5を得るまでに掛かった期間は約2年でした。

時間が掛かったといえば掛かりましたが、平均的な時間の掛かり方ではないかなと思います。

元々英語を得意としていない人が、いざIELTSに取り組もうとなると、これくらいの時間は掛かってくるものと思います。

従って、これから海外MBAを目指される方、英語プログラムの国内MBAを目指される方は、英語のスコアアップの期間を念頭に入れたうえで、全体のスケジュールを構築されることをお勧めします。

ちなみにですが、IELTS6.5レベルでイギリスMBAでどれくらい通用するか?という点ですが、、、

そのあともめちゃくちゃ苦労します。

授業についていくのも必死。発言も母国語ほどは流暢でないので、難しいビジネスの話題になると説明するのも一苦労。

そんな感じです。

まあおかげでかなり英語力自体もMBAの授業やディスカッションを通して鍛えられはするのですが、IELTS6.5レベルでは議論についていくのが精いっぱいのレベルです。

そのことは重々理解の上で英語MBAのプログラムに臨まれたほうが良いと思います。

色々書きましたが、準備3年目にして留学の夢を叶えることができました。

留学ができるときまった瞬間は、これまでの自分の努力が実り、感極まって涙しました。

また家族と盛大にお祝いをしたことも良い思い出の一つです。

まとめ

ということで本日は、

①準備2年目 – 具体的な勉強方法と時間確保の方法 –

②準備3年目 – イギリスMBA留学を叶えた3年目 –

上記2点についてお伝えしました。

製薬会社に勤務している方で海外MBA取得を検討される方は多いと思いますが、一事例として参考にして頂けますと幸いです。

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