ギリアドのQ2 2023のFinancial Resultを題材に、BingAIを使ってみた。良い結果を出す鍵はプロンプトと呼ばれる指示文。結果は必ず自分の目で確認を!

製薬会社の将来を考える
この記事を読んでわかること
・BingAIのすごさ

どうも、こんにちは。

外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。

 

 

みなさん、突然ですが、質問です。

生成AI使いこなしてますか?

 

正直、私は全然使いこなせていません。

でも最近、さすがに勉強しないとやばいなと思い始めました。

 

理由は簡単で、色々なコンテンツが生成AIから生まれてきているからです。

 

音声や動画、画像もそうですし、調べ物をする時にもとても役に立つのが生成AIです。

 

Twitterでも多くの方が利用している様子が伺えます。

 

これらの情報をこれまでは斜め読み程度にしか見ていませんでしたが、

少しだけ力を入れることにしました。

 

っといっても、まだ課金するほどのレベルにないとも思っています。

チャットGPT(Chat GPT)の有料版「ChatGPT Plus」の料金は、月額20ドル(約2,600円)です。

もう少し自分のレベルがあがったら試したいと思います。

 

BingAIとは

今日私が紹介するAIは最新情報の検索に強いBingAIです。

 

 

MicrosoftのEdgeというブラウザを立ち上げると、自動的に使えるのがBingAIです。

 

 

マイクロソフトのアカウントがあれば、無料で、かつ気軽に使うことができるのがBingAIの特徴です。

 

 

中で動いている検索エンジンはChat GPT4が稼働しているとのことです。

 

試しに、BingAIそのものに”BingAIとは?”と質問してみたいと思います。

”BingAIとはなんですか?”

BingAIは、Microsoft社が開発した検索エンジン「Bing」にAIを組み込んだチャットシステムのことです。

2023年2月に公開され、日本語でも利用できます。

BingAIでは、質問を投げかけるだけで、対話形式で必要な回答を得られます。

また、BingAIではOpenAI社が開発したChatGPTのGPT-4を搭載していることでも話題となりました。

BingAIの特徴としては、以下が挙げられます:

  • クリエイティブな作業にも対応しています。
  • 情報収集を効率化できます。
  • 検索意図を読み取る精度が高いため、欲しい回答を正確に得られます。
  • 最新の情報にも対応しています。
  • GPT-4を無料で利用できます。
  • Edge以外のブラウザでも利用できます。

ただし、BingAIの回答は必ずしも正しいとは限らない点に注意しましょう。

また、チャットできる回数には制限がある他、利用するためにはMicrosoftアカウントの設定が必須です。

From BingAI

すごいですよね。

こんな回答が瞬時に返ってきます。

別の質問もしてみました。

”BingAIとchatgptの違いは何ですか”

BingAIとChatGPTは、異なる目的と特徴を持つ対話型AIです。BingAIは、検索エンジンとしての機能を持ち、最新の情報や画像を生成できます。

一方、ChatGPTは、創作物の執筆や雑談などに適したAIで、想像力や表現力に優れています1234.

 

BingAIはMicrosoft社が提供する検索エンジンBingにAIを組み込んだチャットシステムであり、質問を投げかけるだけで対話形式で必要な回答を得られます。

BingAIではOpenAI社が開発したChatGPTのGPT-4を搭載していることでも話題となりました1.

 

一方、ChatGPTはOpenAI社が開発した人工知能チャットボットであり、文章生成や回答生成などのタスクに用いられます。

ChatGPTは言語生成タスクに重点を置いて訓練されており、創作物の執筆や雑談などに適しています234.

 

どちらもこれまでにない性能の高さが魅力で、使い方によっては業務の効率化に役立てることもできるでしょう。

ただし、BingAIとChatGPTは異なる目的を持っており、それぞれの特徴を活かすことが重要です1234.

詳細情報:

1. chatplus.jp

2. note.com

3. sogyotecho.jp

4. fabeee.co.jp

From BingAI

BingAIの回答をそのままコピペしました。

BingAIは情報のソース(引用元/詳細情報)も示してくれる優れものです。

最近は調べたいものがあると、Edgeを立ち上げて、BingAIで調べ物をするようにしています。

ものすごい手軽なので、みなさんもぜひ触ってみてください。

 

ギリアドのQ2 2023のFinancial ResultのPDFの情報をBingAIで分析してみたよ

 

ということで、次はPDFの分析です。

いつも、このブログではGlobalのホームページから、株主向けの情報を引っ張ってきてみなさんに情報をお届けしていますが、

今日はこの作業がどこまでBingAIで可能なのか、実験していきたいと思います。

 

利用するPDFはこちら

GILD Q223 Earnings Presentation (q4cdn.com)

 

ギリアドの最新のEarningsプレゼンテーション資料です。 

 

以下のように指示を出すと、こんなアウトプットが出てきます。

”このPDFの内容を日本語で要約して”

このPDFの内容を日本語で要約すると、以下のようになります:

  • このPDFは、2023年第2四半期のギリアド社の財務結果を発表したプレゼンテーションです。2023年8月3日に開催されました。
  • プレゼンテーションでは、主な業績や市場動向を強調しています。
  • Vekluryを除く製品売上は前年同期比11%増の63億ドルで、HIVやオンコロジーなどの分野で成長しました。
  • HIV製品売上は前年同期比9%増の46億ドルで、Biktarvyが17%増の30億ドルに達しました。
  • オンコロジー製品売上は前年同期比38%増の7億2800万ドルで、Trodelvyや細胞療法の採用拡大が寄与しました。
  • YescartaはASCO 2023で2L LBCLにおいて標準治療と比較して全生存期間の有意な改善を示しました。
  • TrodelvyはASCO 2023で子宮内膜がんにおいて有望なデータを示しました。
  • HepcludexはNEJMに48週間データが掲載され、EASL 2023で96週間データが共有されました。HDV感染症の治療においてHDV RNAとALTの低下を示しました。
  • MagrolimabのENHANCE試験は1L HR-MDSでは中止されましたが、ENHANCE-2とENHANCE-3は継続中です。
  • EVOKE-02試験の初期データは1L mNSCLCのサブセットについて肺癌世界会議で共有される予定です。
  • Trodelvyは欧州で既治療HR+/HER2-mBCの治療薬として承認されました。
  • YescartaとTecartusはNICEから拡大した推奨を受けました。
  • HepcludexはHDV感染症患者の治療に対する欧州での完全なマーケティング承認を受けました。
  • Vekluryは重度の腎障害を有するCOVID-19患者の治療に対する米国と欧州での承認を受けました。

From BingAI

 

こんなアウトプットが出てきます。 

どうやら、以下のP4のページから情報を多くとってきた模様です。

 

割と正確に日本語で要約してくれています。

 

さて、次です。

次は以下P22の説明を指示しました。

 

返ってきた答えはこちら

”P22のYescartaのデータを説明して”

P22のYescartaのデータを説明すると、以下のようになります:

  • Yescartaは、2L LBCL(大細胞型B細胞リンパ腫)の患者に対する標準治療と比較して、全生存期間(OS)の有意な改善を示した唯一の細胞療法製品です。
  • 中央値の追跡期間は4年で、死亡リスクが27.4%減少しました。
  • 48ヶ月のOSは、Yescartaが54.6%で、標準治療が46%でした。
  • OSの利益は、主要な患者サブグループ間で同様でした。
  • 安全性プロファイルは、以前の研究と一致していました。
From BingAI

 

こんな感じ。

まあ、書いてあることをつらつらと述べてくれてますね。

 

図のことにも触れて欲しいので、以下の指示文を書いた時の回答はこちら。

 

”P22のYescartaの図の説明もお願いします”

P22の図の説明をします。

  • 図は、Yescartaと標準治療を比較したZUMA-7試験の全生存期間(OS)のカプラン・マイヤー曲線を示しています。
  • Yescartaは、2L LBCL(大細胞型B細胞リンパ腫)の患者に対して、標準治療よりもOSの有意な改善を示しました。
  • 中央値の追跡期間は4年で、Yescarta群では死亡リスクが27.4%減少しました。
  • Yescarta群の48ヶ月のOSは54.6%で、標準治療群は46%でした。
  • OSの利益は、主要な患者サブグループ間で同様でした。

From BingAI

ハザードレシオ(HR)の0.726のこと等に触れてもらいたかったのですが、そううまくはいかないようです。

また図を説明してと指示を出しましたが、左側の文章の情報を読み込んでしまいました。 

 

 

 

これ以外のページに関しても、色々と指示文を出してアウトプットを出してもらいましたが、

思うような結果が出たり、出なかったり、という結果でした。

 

 

BingAIから出てきた情報を完全に信用するのはまだ怖い

色々触ってみての感想は、BingAIから出てきたアウトプットに関しては、間違いがないか必ずチェックはしたほうがよさそうです。

便利なツールではありますが、アウトプットをチェックをせずに出すのはまだ怖いなというのが、正直ないまの感想です。

 

でも、きっとこれから、もっともっと精度が上がっていくと思うので、そのことに期待したいと思います。

 

また指示文によってもアウトプットが変わる印象を持ちましたので、良いアウトプットが出るように、細かく指示を出す必要があることもわかりました。

このあたりもAIを使いこなすコツなのかもしれません。 

 

ギリアドのオンコロジー立ち上げは要チェックです

9月に以下のブログでギリアドのオンコロジーの立ち上げのことを取り上げました。 

 

間違いなく好待遇ですし、期待の新薬であるsacituzumabを扱うチャンスでもあります。

興味がある人はぜひ情報取ってください。

 

ギリアドさんは、

・基本給

・ボーナス

・ストックオプション

・RSU

全部てんこ盛りだと言う話を聞いたことがあります。

 

全員ではないかもしれませんが、

ある一定程度の職位の人であれば

かなり高い報酬をもらっている可能性が高いのが

ギリアド

になります。

 

乳がん治療やオンコロジーに携わっていた人は、またとないチャンスではないでしょうか?

 

私がMRでオンコロジー経験者なら間違いなく話だけでも聞いてみようかなと動くと思います。

オンコロジーの経験がなくても動くと思います。

 

 

 

私は以前【ランスタッド】から案件を紹介してもらいました。

その時は確か、いま発売されているジセレカ(リウマチ薬)のマーケティングの求人だったと記憶してます。

 

またAnswersさんもギリアド案件は取り扱っているとある界隈から情報を得ましたので、こちらにも聞いてみるといいと思います。

Answersさんについては以下のブログで情報を詳しくまとめてあります。

 

こういうのはタイミングが命です。

機会損失は防いでくださいね。

 

 

ということで本日は以上になります。

 

まだまだAI初心者ですが、使いこなせるようになっていきたいと思います。

そのうち生成AIのChatGPTの技も見つけていきたいです。 

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました