映画「余命10年」を見て感じた人生の尊さと、製薬会社で働く中で大切にしたいと考えたこと。

複業(副業)/その他
この記事を読んでわかること
・「余命10年」のおおまかなストーリー
・製薬会社社員として感じたこと

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どうも、こんにちは。

外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。

 

さて今日は雑記的な内容をお届けしていきます。 

 

「余命10年」という映画を見ての感想をつらつらと書いていきたいと思います。 

 

感動したから、

その想いを残しておきたいという気持ちと、

製薬会社社員として少しだけ自省した部分もありましたので、

今日はそのあたりのことをまとめていきたいと思います。

 

完全に、

個人の内省の内容になってますので、

興味のある方だけお読みください。

「余命10年」とは?

映画『余命10年』オフィシャルサイト
6/24 先行デジタル配信、7/22 ブルーレイ&DVD発売。小松菜奈×坂口健太郎W主演、映画全編をRADWIMPSの音楽で紡ぐ、涙よりも切ないラブストーリー!

「余命10年」は、2019年に発売された小説を原作とした、2022年に公開された日本映画です。

主人公の茉莉(あかり)は、20歳で不治の病にかかり、余命10年と宣告されます。

そんな彼女が、同窓会で再会した和人(かずと)と恋に落ち、ありふれた毎日が輝き出す物語です。

この映画は、人生の尊さや命の大切さを教えてくれる作品です。

茉莉と和人の純粋な愛情や、彼らが抱える苦悩や葛藤が描かれてます。

From AI

っとこんなストーリーです。

 

(余談ですが、最近はAIに聞くと回答がばっと表示されるので、だいぶ検索時間が少なくなって助かります。)

 

そしてこの原作となったのが、小説「余命10年」です。

「余命10年」とは、小坂流加による日本の小説です。

この小説は、数万人に一人という難病(肺動脈性肺高血圧症)を患い、余命が10年であることを知った20歳の主人公の女性が、死に向かって精一杯生きる様を描いた物語です。

この小説は、2007年に文芸社より刊行され、2017年には静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」大賞を受賞しました。

2022年3月18日時点で発行部数は80万部を突破しています。

From AI

この作品が2023年10月20日の金曜ロードショーで放送されました。

 

「余命10年」を観終えての感想

子供が寝静まっていたので、

奇跡的に奥さんと二人でオンタイムで観ることができました。

(我が家は金曜ロードショーをオンタイムで観ることはまれです。子供が寝ないので。)

  

 

結構、涙腺に来ました。

 

 

涙腺は弱くも強くもない私ですが、

場面場面で結構ぐっとくるものがありました。

 

奥さんもそんな感じ。

 

見終わった後は二人して

「元気で過ごせることはありがたいことなんだね」

なんて言葉を交わしました。

 

一人の視聴者として、命の尊さや、人生の大切さみたいなものを改めて感じることのできる作品でした。

 

 

 

っと、同時に製薬会社社員として感じる部分もありました。

 

今回病気になってから、亡くなるまでの10年間を見たわけですが、

 

 

私がこの映画を見て、製薬会社社員として感じたことは

「製薬会社の社員が見ている患者さん像はほんの一部でしかないってことを肝に銘じないといけないな」

という感想でした。

 

仕事柄、患者さんにインタビューしたり、市場調査で患者さんの想いに触れたりすることが年間を通して何回かあります。

 

患者会活動にも携わったことがあります。

 

そういう活動をたくさんしていると、

なんだか患者さんに近い環境で仕事をしているからか、

患者さんのことをよく知っている風になりがちです。

 

でもこれはちょっと、姿勢を改めないといけないなと感じました。

 

今回、いわゆる10年分のPatient Journeyを見たわけですが、

製薬会社社員が見ているものってほんの一部分でしかないということを

改めて感じました。

 

患者さんのインタビューや会話の中で見ているものも、

その瞬間に出てきているもので、

すべてが表現されているわけではないということを今回、この映画を観て強く感じました。 

 

 

 

主人公の茉莉(あかり)が、主治医の先生に、新しい薬の開発について尋ねる場面が何回か出てきます。

 

「まだですか?」

 

「いつでますか?」

 

「私の体、実験台に使っていいよ。。」

 

 

こんなセリフがあったと思います。 

 

最後はあきらめに近いセリフが出てきていることも印象的でした。

  

 

こういうやりとりが実際の診察室の中でもあるということを製薬社員である自分自身は、

もっと想像を巡らせないといけないなと、

今回、この映画を観て強く感じました。

 

特に現場を離れて久しいので、知る努力を怠ってはいけないと強く思いました。

 

 

だから、どうこう、というわけではないのですが、

 

 

なんというか、

 

 

「分からないながらも、知ろうとする努力・理解しようとする姿勢」

 

こういう部分への感度を大切にしたいし、大切にしないとなと痛感しました。

 

 

 

なんだか、

若干気恥ずかしいことを言っておりますが、

今回、この映画を観て、10年間のPatient Jorneyを見て、少し想いを新たにしましたので

こうしてブログに想いを書き留めておくことにしました。

 

 

ということで本日は以上です。

 

 

どなたかの参考になる話ではないと思いますが、

お読み頂きありがとうございました。

 

余命10年おススメです。

今度本も読んでみようと思います。

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