外資系製薬会社経営企画室こういちの注目の外資系製薬会社バイオベンチャー。Biocryst(バイオクリスト)。2023年5月に日本法人が設立。希少疾患薬の開発を行う米系製薬企業。

製薬会社の将来を考える

この記事を読んでわかること
・Biocrystの開発パイプライン
・Biocrystの2023年11月時点の日本の求人情報

*この記事ではアフィリエイト広告を掲載しています。

 

 

どうも、こんにちは。

外資系製薬会社経営企画室のこういちです。

 

11月も中旬に差し掛かってきました。

寒くなってきましたね。

冬の到来はもうすぐそこです。

風邪など引かないよう気を付けてくださいね。

 

 

さて、今日は多くの方からお読み頂くことの多い「外資系バイオベンチャーシリーズ」です。

今日取り上げるのはBioCryst(バイオクリスト) です。

 

 

たぶん、聞いたことないという人も多いのではないでしょうか?

私も最近まで知りませんでした。 

LinkedinでMedical Director(MD)in JPという求人が目に留まり、何だこの会社は?と疑問に思ったので調べてみることにしました。

 

どういった企業なのか、調べた情報を共有していきますね。

 

BioCrystとは

 

シンボルマークがアニメのロボットみたいな雰囲気ですよね。

正式名称は「BioCryst Pharmaceuticals, Inc.」

 

どんな会社か、まずはBingAIに聞いてみました。

「BioCryst Pharmaceuticals, Inc.とは?」

と質問して得られた回答はこちらです。

BioCryst Pharmaceuticals, Inc.は、アメリカ合衆国の製薬会社で、アラバマ州バーミングハムに本社を置いています1

この会社は、癌、自己免疫疾患、ウイルス感染の薬を作っています1

また、BioCrystは、製薬業界で30年以上の経験を持つグローバルな会社で、新しい薬を開発するための「普通」に満足しないという情熱によって導かれています2

会社は1986年にチャールズ・バッグとジョン・モンゴメリーによって設立され、1994年3月にNASDAQに株式公開を行いました1。BioCrystは、製薬業界でのパイオニアとして、製薬技術と科学を融合させた新しいアプローチを採用しています2

その結果、製品は、補体介在性および希少疾患を持つ患者の生活を改善する可能性を持っています2

また、BioCrystは、患者が日常生活で楽しむ活動に参加できるようにするための新規治療法の開発に取り組んでいます2

BingAI

若干日本語がバグってますが、まあいいでしょう。

自分で調べた情報とだいたい一致するので、そのまま掲載することにしました。

(AIはまだまだ間違った情報をアウトプットするので注意が必要です。)

 

お気づきの方もいると思いますが、全然バイオベンチャーじゃないですね。

設立から30年以上も経っているアメリカの会社です。

 

 

ただ、最近日本法人が立ち上がったので、SEOを意識して、あえて外資系バイオベンチャーと呼ばせて頂こうと思います。

 

 

さて、こんな製薬会社ですが、最近日本法人が立ち上がりました。

BioCrystの日本法人は、バイオクリスト・ジャパン株式会社です。

2023年5月25日に設立され、所在地は東京都中央区京橋2丁目2番1号京橋エドグラン26階です。

法人番号は8010001235553です。

バイオクリスト・ジャパン株式会社 | 8010001235553 | gBizINFO
バイオクリスト・ジャパン株式会社 法人番号:8010001235553の法人基本情報、活動情報を表示します。

まだ日本のホームページすらないような、そんなフェーズです。

 

つまり、日本では立ち上げほやほやの会社になります。

 

設立の背景までは分かりませんが、日本で本格的にビジネスを展開しようと考えているのでしょう。  

発売している薬剤

ここからは発売している薬を見ていきたいと思います。米国と日本を取り上げますね。

米国

①ORLADEYO®(berotralstat) capsules

適応症は「遺伝性血管性浮腫(HAE:Hereditary angioedema)の急性発作の発症抑制」になります。

剤型は経口薬です。

②RAPIVAB®(peramivir injection)

適応症は「A型またはB型インフルエンザウィルス感染症」です。

剤型は注射です。

日本

日本でも上記2剤は、ライセンスアウトという形で販売しています。

①ORLADEYO®(berotralstat) capsules

鳥居薬品が2021年4月から販売しています。

その時のプレスリリースはこちら。

遺伝性血管性浮腫(HAE)発作抑制薬「オラデオカプセル 150mg」の薬価収載及び新発売のお知らせ

 

②RAPIVAB®(peramivir injection)

塩野義製薬が2010年1月から販売しています。

その時のプレスリリースはこちら。

抗インフルエンザウイルス剤 「ラピアクタ点滴用バッグ 300mg」および「ラピアクタ点滴用バイアル 150mg」製造販売承認取得について

抗インフルエンザウイルス剤 「ラピアクタ点滴用バッグ300mg」および「ラピアクタ点滴用バイアル150mg」新発売のお知らせ

 

これまでは導出をメインにして、日本市場でお薬を上市してきたことがわかります。

昔から日本と関係があった製薬会社なんですね。

知りませんでした。

 

 

開発パイプライン

ここからは開発パイプラインを見ていきます。

詳しい情報はR&D Day 2023 Presentation

ここから見ることができます。

2023年11月3日時点の情報です。

このブログは11月12日に書いているので、この時点では最新の情報だと思います。

 

さてここから情報を抜粋していきます。

小さくて見えないですよね。すみません。

これが現在のパイプラインです。

8個のプログラムが図に載っています。

 

簡単にまとめると

—————–

上市済

①ORLADEYO®(berotralstat) capsules:遺伝性血管性浮腫(HAE)が対象

 

Ph3

②ORLADEYO®(berotralstat) capsules:遺伝性血管性浮腫(HAE)の小児が対象

 

Ph2

③BCX10013(Oral Factor D Inhibitor):Complement-Mediated Diseases(補体介在性疾患)が対象

 

前臨床

④BCX17725(Protein Therapeutic):Netherton Syndrome(ネザートン症候群)が対象

⑤Avoralstat(Ocular Plasma Kallikrein Inhibitor):Diabetic Macular Edema (DME:糖尿病黄斑浮腫)が対象

探索研究段階

⑥Oral C5 Inhibitor:Complement-Mediated Diseases(補体介在性疾患)が対象

⑦Oral C2 Inhibitor:Complement-Mediated Diseases(補体介在性疾患)が対象

⑧Bifunctional Complement Inhibitor:Complement-Mediated Diseases(補体介在性疾患)が対象

—————–

こんな感じです。

 

そして以下が各薬剤のマイルストーンになります。

上記でご紹介した②-⑧の薬剤のマイルストーンが紹介されています。

しばらく新薬はなさそうで、2025年にORLADEYO®(berotralstat) capsules:遺伝性血管性浮腫(HAE)の小児の適応の一変申請が予定されている位ですね。

あとは、スライド見て頂くと分かりますが、新薬が世の中に出てくるのは、まだまだ先となりそうです。

 

ご覧頂いてわかるように、開発パイプラインは希少疾患に特化した会社になります。

2023年11月時点で募集のある日本のポジション

冒頭にお伝えしましたが、いまMedical Director(MD)の募集が日本では出ています。

リンクはこちら。

Medical Director, Medical Affairs – Japan

たぶん上記のURLリンクは採用されたら消失すると思います。

募集内容は以下です。

Medical Director, Medical Affairs – Japan

Job Category: Medical Affairs

Requisition Number: MEDIC001768

Job Details

Description

COMPANY:

At BioCryst, we are passionate about advancing novel therapeutics for patients with rare and serious diseases. Our structure-guided drug design process leads us to the discovery and development of novel small-molecule drugs. We integrate traditional biology and medicinal chemistry along with a wide array of advanced technologies to understand the three-dimensional structures of active sites of target enzymes. Our scientists then design molecular structures to create bespoke drugs for patients. We focus on therapeutic areas with either no available treatments or large unmet patient needs. BioCryst’s US headquarters are located in Durham, North Carolina, our European headquarters in Dublin, Ireland and our Discovery Center of Excellence in Birmingham, Alabama. We are proud of our culture of engagement and accountability that rewards people for innovative thinking and achievement of key objectives. For more information, please visit the Company’s website at www.biocryst.com.

JOB SUMMARY:

As Medical Director (MD) for Japan, you will have the opportunity to lead the medical function and the development and delivery of Country/Region medical affairs strategy, operate within a broad matrix structure and require regular interaction with field forces and key expert centers.  This position is integral in supporting the continued commercialization of BioCryst products in Japan.

日本語訳

BioCryst社では、希少疾患や重篤な疾患の患者さんのための新規治療薬の開発に情熱を注いでいます。私たちの構造誘導型ドラッグデザインプロセスは、新規低分子医薬品の発見と開発につながります。私たちは、伝統的な生物学と医薬品化学を幅広い先端技術とともに統合し、標的酵素の活性部位の3次元構造を理解します。その後、当社の科学者が分子構造を設計し、患者さんのためにオーダーメイドの医薬品を創製します。私たちは、利用可能な治療法がない、あるいは患者のアンメット・ニーズが大きい治療分野に重点を置いています。バイオクリスストの米国本社はノースカロライナ州ダーラムに、欧州本社はアイルランドのダブリンに、ディスカバリー・センター・オブ・エクセレンスはアラバマ州バーミンガムにあります。当社は、革新的な思考と重要な目標の達成に対して社員に報いる、エンゲージメントと説明責任を重んじる企業文化を誇りにしています。詳細については、当社ウェブサイトwww.biocryst.com。

ジョブサマリー

日本におけるメディカルディレクター(MD)として、メディカル機能、国・地域のメディカルアフェアーズ戦略の開発・遂行をリードし、幅広いマトリックス構造の中で業務を遂行し、フィールドフォースや主要なエキスパートセンターとの定期的な交流が必要となります。 このポジションは、日本におけるバイオクリスト製品の継続的な商業化をサポートする上で不可欠です。

Medical Director, Medical Affairs – Japan biocrist as of 2023.11.12

っと、このような求人です。 

将来のHAE小児適応と、それに続く新薬に向けての採用と思われます。

 

MDって書いてあるから医師じゃなきゃダメなのかなと思ったのですが、そういうわけではないですね。

MDは単に、Medical Directorの略のようです。

 

アメリカ系の外資バイオベンチャーは高年収が期待できます

現在扱っている薬剤と、パイプラインを見る限り、Globalレベルで見ても、そこまで規模の大きい会社ではなさそうです。

日本の社員数も、両手で数えられるくらいではないかと思います。

 

ただ、アメリカ系の製薬企業で規模が小さい所は総じて給与水準が高いです。

またRSUを付与してくれる会社も多いです。

 

そういう点からも、この企業の給与水準は高水準であることが期待できます。

 

 

今回、私はLinkedin経由で情報を見つけました。

なので、どこの転職エージェントが日本法人のバイオクリスト・ジャパン株式会社と契約を持っているかわかりません。

多分エージェントは絞られていると思います。

 

 

通常、外資バイオベンチャーや特定の製薬企業は、候補者を採用をする時にエージェントを絞ることをします。

なぜなら、そうしないと、製薬企業側の採用担当者が、大小さまざまな転職エージェントとやりとりしなければならなくなり、業務が非効率になるためです。

そのため、製薬企業側の採用担当者は転職エージェントさんを絞ります。

これが非公開求人や独占案件が発生するからくりです。

 

このフェーズの企業のお手伝いをよく担当しているのが、

JAC Recruitmentです。

外資系立ち上げ案件に強みをもっています。

また【ランスタッド】も外資系立ち上げ案件に強みを持っています。

またAnsewersさんも積極的にこの手の会社さんをサポートしていることも最近わかりました。

Answers

興味ある方はぜひ、情報取ってみてください。

 

また転職エージェントの方で、バイオクリスト・ジャパン株式会社サポートしていること教えて頂けたら、当ブログでご紹介も出来ますので、お知らせください。

 

 

それでは本日は以上です。

 

 

  

こういう立ち上げの会社で働くのも一つの選択肢だと私は思います。

ご興味ある方は積極的に情報収集に動いてみてください。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました!!!

 

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