40代でMRしか経験がない場合、現実的にどんなキャリア形成を行うか?40代からの戦略的キャリア形成を考えてみる。(前編)

戦略的キャリア形成
この記事を読んでわかること
・(前編)40代でMRしか経験がなかったけど、そこから道を切り開いた先輩たちの具体例 
・(後編)こういちならどんなActionを行うか -まずは自己分析、そして中のキャリアも外のキャリアも両方天秤にかける-

(長くなってしまったので、前編/後編で分けてUpさせて頂きます。)

どうも、こんにちは、こういちです。

今日はTwitterからご相談頂いた題材について書いていきたいと思います。

「もし3.0さんが40手前でMRしか経験ない場合、現実的にどんなキャリア形成を行いますか?」

こういったご相談を頂きました。

ブログを読んで頂いてありがとうございますとお伝えしたいことと、リクエストまで頂いたのは素直に嬉しいので、ご相談に私なりにお答えしたいと思います!

しかし、結構、頭を悩ませました。

何を書いたらお役に立つか・・・真剣に考えました。

そして

・実際に40代でMRしか経験なかったけど、そこから活躍している先輩の具体的事例 (前編)

・こういちならこう動くかなということを具体的に書いてみる(後編)

この2部構成でお届けできたらと思います。

自分の考えに加えて、先輩方の具体例も紹介していきますね。

40代でMRしか経験がなかったけど、そこから道を切り開いた先輩たちの具体例 

まずは具体例からです。こんな人たちもいるんだよということを知って頂ければと思います。

先輩のSさん

・40歳までMR一筋。

・薬価部へ異動

・薬価部でマネージャー(42歳)/シニアマネージャー(45歳)まで昇格 

Sさんの場合は、職場体験がキャリアの転換点だったと聞いています。

本社の仕事を体験してみましょうという人事のイベントがあった際に、薬価部の部長とのコネクションを形成。

その一年後に念願の薬価部への異動を叶えたという話を伺いました。

先輩のKさん

・前職では食品卸の営業。26歳の時にMRとして入社

・そこから40歳までMR一筋

・41歳の時にメディカルインフォメーションのコールセンター業務へ異動

・43歳でメディカルインフォメーショングループ長に就任

「顧客対応の言葉遣いの丁寧さ」「落ち着いた対応力」という自分の強みをMR時代の上司に見出してもらったKさん。

上司のコネクションから、メディカルインフォメーション部の部長を紹介してもらい、顧客対応が毎日多く発生するコールセンターへの異動を叶えられたそうです。

社員が対応する必要のある2次対応を数多く経験し、その実力が認められ、現在は外注先のコールセンターとのやりとりや、コールセンターにいる派遣社員の教育を担うグループ長に昇格されています。

先輩のYさん

・42歳までMR

・42歳の時に医療機器メーカーの営業職に転職

・44歳の時に成績優秀でハワイへご褒美旅行。

元々MRとして非常に優秀な成績を納めていたYさん。

前の会社で、昔一緒の営業所にいたので、いまでも仲良しです。

MRとしてできることが日増しに限定されることにフラストレーションが溜まり、2017年に医療機器メーカーへの転職を決意。

もちろん年収は維持したまま。

MR時代よりも先生との距離も近くなり、満足度も高く仕事に従事。

転職2年目の終わりには成績優秀者としてハワイ旅行のご褒美をゲットされたそうです。

ということで具体例をざっと書き出してみました。

いかがでしたでしょうか?

今回3名の方をご紹介させて頂きましたが、みんなそれぞれご自身なりの考えを持って動かれて、キャリアの形成を図られています。

ポイントとしては、どの方も積極的に行動に移していることが挙げられますね。

自分の望むキャリアをしっかり考えて、行動に移す。

みなさん、きっかけは人それぞれですが、どの方も主体的に動かれていることがポイントかと思います。

MRは高いコミュニケーション能力が武器になる!

40代までMR一筋でも、その後からキャリア形成を図っている方は実際にたくさんいらっしゃいます。

そして、私がお伝えしたいことの一つにMRの方のコミュニケーション能力の高さがあります。

先輩のSさんにしろ、先輩のKさんにしろ、本社に異動してから、そのコミュニケーション能力の高さを活かして、すぐに本社で働く仲間との信頼関係を構築しました。

そして、評判を高め、昇格の機会も早いタイミングで得ています。

製薬会社の本社の人間は玉石混合です。

コミュニケーション能力が低い方も一定数いらっしゃいますし、中には化け物のような人もいます。笑

そんな中で、顧客対応においては百戦錬磨のMRの方のコミュニケーション能力は活かせる場面が多々あると思います。

実際、本社を見ていても、MR出身者である方のほうが、コミュニケーションがスムーズで仕事を円滑に進められている印象を持っています。

また40代に突入した後で、本社に入るのは遅いなんてことも全然ありません。

そこは現場で磨いてきたコミュニケーション能力を存分に発揮して、どんどん上を目指されることをおすすめします。

(ということで本日は以上です。後半長くなってしまったのと、なかなかまだ最後まで書き終わらないので、今日はここまでとしたいと思います。)

後編に続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました