この記事を読んでわかること
・Medical Informationの仕事内容
・どんな人が向いている仕事か-まじめでコツコツタイプな方に合うイメージです
どうも、こんにちは。
こういちです。もう10月ですね。
最近はあれこれ考えを巡らせておりますが、ブログも細く、長く続けていきたいと思います。
さて、今日はお仕事の紹介です。
Medical informationの業務内容です。
会社に寄って守備範囲が変わって来るかなと思いますが、製薬会社には無くてはならないお仕事です。
頑張って紹介したいと思います。
どんな人が多く在籍しているか、どんな人が向いているかなども独自の視点で解説させていただきますね。
外資系製薬会社の場合は、部署はメディカルアフェアーズ
多分、8割の製薬会社がメディカルアフェアーズ内に部門を設置しているかなと思います。
各領域毎に担当者を置いていて、部長さんが他の部とのハブになっているケースがほとんどかと思います。
主な仕事
基本資材作成
添付文書に基づき、各種基本資材を作成します。
添付文書は開発側の薬事担当者が責任を持って作成しますが、それに基づき各種基本資材を作成するのがMedical informationの仕事です。
もちろん会社によって守備範囲は変わってきますが、基本資材としては以下のようなものの作成に携わります。
■インタビューフォーム
■適正使用ガイド
■薬のしおり
■総合製品情報概要(いわゆる総パン)
■患者服薬指導せん
MRからすると、なくてはならないアイテム達ばかりだと思いますが、こういった資材を作成しているのが、Medical information部になります。
資材レビュー
マーケティングがプロモーション用に作成してきた資材をレビューするのもこの部署です。
またメディカルアフェアーズや開発側が顧客向けに作成する資材についてのレビューも担当することがあります。
PMSの報告書とかですね。
細かい文言をチェックして、かつ資材作成要綱に準拠する形で作成されているかを確認します。
時には何往復もやりとりをします。
忍耐がいる仕事だし、自分が苦手な仕事なので、これを苦に思わずに対応されている担当者はすごいなといつも感心しています。
その他(Q&A作成、論文掲載、患者資材作成など)
その他としてはQ&Aの作成。
MRの方にしたら超重要ですよね。
MRからの問い合わせに回答しているのもこの部署というケースもあります。
自社の論文サイトに新たな論文を掲載するといった仕事もあります。
また患者さん用の疾患説明資材を作成したり、患者さん向けのwebサイト作成を行うこともあります。
その他、会社によってはコールセンターの取りまとめを行ったり、講演会のスライドレビューまで対応している会社さんもあるかと思います。
この辺の守備範囲は会社の規模や人数に寄って受け持つ業務の守備範囲は変わってきます。
人数が少ない外資系製薬会社ほど、一人の守備範囲は広くなり、業務量も多くなります。
Medical Informationに向いているなと思う人
多岐に渡るお仕事がありますが、向いていると思う方の特徴を以下に記載します。
■他部署の方とも円滑にコミュニケーションが取れる。物腰柔らかな感じの方。
→資材レビューや資材作成で多くの部署と関わるので必須能力かと思います。
■細かい仕事が苦にならない。ガイドラインを遵守することをいとわない。一つの仕事にじっくりと取り組むタイプの方。
→細かいルールや決まり事がある中でパフォーマンスを発揮できる方。細かい間違いにも目が行き届くようなタイプの方。
■時間や仕事の締め切りにきちんとした方
→締め切りが多く発生するので、時間管理がしっかり出来る方は向いてるかと思います。
こんな感じの方が向いていると思います。
私は誤字脱字の確認や文言の細かな部分にまで気が回るタイプではありませんので、完全に向いてないのですが、そういったお仕事が苦ではないよーという人には良いかと思います。
製薬業界未経験でも、看護師をしていた方やCRO出身者、広告代理店出身者の方がこの職種についているケースも知っています。
男女比で言えば、女性比率は高めの部署かと思います。
ママさん元MRもたくさんいる印象です。
ちょくちょく求人は出て来ますので、よかったら情報取りにいくと良いかと思います。
複数のエージェントに登録しておいて、自分の希望を伝えておくと、どんぴしゃの求人の紹介が来ることがあります。
自分のキャリアの責任は自分にありますので、どんどん動いて、欲しい仕事の求人情報を掴んでください!
ということで本日は以上です。
まとめると
・Medical Information部はメディカルアフェアーズに所属していることが多い
・基本資材作成、資材レビュー、Q&A対応などの仕事が主な業務
・向いている方はコミュニケーション能力があり、一つの業務に腰を据えて取り組める方。締め切りをきちんと守れるまじめでコツコツタイプな方。
他業種からも比較的目指しやすいキャリアかと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ということで本日は以上です。お読み頂きありがとうございました!
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