この記事を読んでわかること
・外資系製薬会社転職2か月目のリアル
・GlobalとのWorkshop(WS)開催の振り返りと成功のポイント
・プレゼンテーションにおける練習の重要性
どーもこんにちは。外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。
2カ月目に入り、Globalと計画をしていた共同のWS(Workshop)が開催されました。
無事に成功に終わり、一安心です。
今日はその振り返りと、Global Meetingにおけるプレゼンテーションの成功のポイントについて述べていきたいと思います。
振り返り&GlobalとのWSを成功させるコツは?
振り返り
今週は少し緊張感を伴った1週間でした。
なぜなら、Global Teamとの共同WSを企画・運営したからです。
資料の準備やら、参加者へのリマインドやらでわりと忙しかった6~8週目でしたが、無事に終了しました。
日本側からも、Globalからもうまく意見を引き出すことが出来たので、まずまずの出来だったかなと思います。
日本側には英語に不自由な人もいるので、少し通訳的な役割も担いながらのWSでした。
反省点があるとすれば時間が少し足りなかったこと。
90分のWSだったのですが、120分にすれば良かったと反省しました。
Global担当者、というかUSの人はそりゃあもうよくしゃべるので、それを見越して120分にすべきだったと反省しています。
GlobalとのWSを成功させるコツは?
GlobalとのWSに限らず、5人であろうが、10人であろうが、100人であろうが、WS成功の秘訣は、「準備」にあると私は思っています。
いかに入念に、「準備」を行うか?
WS成功の秘訣はここにあると思っています。
特に、母国語でない英語で行うWSであればなおのことです。
「準備」はより入念に行うことをお勧めします。
スライドの作成・最終化にあたり、WS前に2-3回ほどの事前Meetingを行い、スライドの細かな確認および日本側担当者の認識の統一を図りました。
またカウンターパートであるGlobal 担当者とは、WS前にOne on Oneを事前に実施しました。
日本が用意しているスライドの紹介と、当日特にサポ-トをもらいたい箇所を説明しました。
そして、進行とWSの運営方法を確認しあいました。
その後、Pre-Readとなる資料をお互いにメールベースで最終確認しあい、連名で参加者にリマインドメールとPre-Readを前日に送付し、本番を迎えました。
こういった事前の打ち合わせを密に行っておくことで、信頼関係も醸成されるので、お互いに気遣いながら本番当日を迎えることが出来ました。
そして当日を迎え、打ち合わせ通り協力しあいながら進行し、無事終了することができました。
どうしても英語が主体の会議なので、Global Leadのファシリテーションに引っ張られる部分は出てくるのですが、日本としてInputしたい部分は我々としてもきちんとInputが出来たものと思います。
Global Meetingにおけるプレゼンテーション成功のポイントは?
結論:自信 + それを補うための練習
今回のWSで私が担当したプレゼンテーションですが、
・日本人参加者の紹介
・アジェンダの紹介
・WSの目的の紹介
・WSの進め方の紹介
上記の点を担当しました。
時間にして10分ほどのプレゼンテーションです。
たいしたことないプレゼンテーションの時間かもしれませんが、私はこのプレゼンを行うのに、予行練習を5回程度行いました。
時間にして1時間程度。
自分のOutlookに「Practice for Presentation」とわざわざ予定をブロックして、前日と当日に練習を行いました。
これは私自身大事にしている習慣なのですが、英語のプレゼンテーションであろうが、日本語のプレゼンテーションであろうが、かならずプレゼンがある時には「練習時間」を設定するようにしています。
私はプレゼンテーションが上手ではありません。
スライドを見て、それを説明するのに長けているとは思っていません。
ごくまれに一回スライドを見ただけで上手に内容を説明できる人を見かけますが、私はそういうタイプではありません。
なので、必ず「練習」を行います。
これはMR時代の苦い経験から来ている習慣でもあります。
MR2年目の時に、スライドの内容を把握だけして、たいして練習もせずに望んだ医局説明会がありました。
その医局説明会で、うまく新薬の説明が出来ず、医師から「わかりにくかった」といったフィードバックをもらったことがありました。
原因は明らかな練習不足。
頭でわかっていても、それがうまく口で説明できませんでした。
悔しい&恥ずかしい想いをしたことはいまでも覚えています。
その苦い経験があってから、プレゼンの前には必ず練習をするという癖のようなものが付きました。
おかげでいまではプレゼンがある=練習時間を必ずセットするという習慣がついています。
練習を5回程度行っておくと、スライドで何を強調して説明したいのかが頭で整理されます。
またスライドの表現もプレゼンに併せて修正を行うことができます。
特に英語の場合は、自分の言い回しに合わせてスライドを修正しておくことをおすすめします。
自分が話したいことがスライドに起こしてある状態だと、安心してプレゼンできます。
ある程度は読めばいいですからね。
こういった練習や事前準備を行っておくと、プレゼンに自信が付いてきます。
自信を持って、プレゼンに臨むことができます。
そしてこれがGlobal Meetingにおけるプレゼンテーション成功のポイントになります。
Global Meetingに入った経験の多い方ならわかるかもしれませんが、Global担当者の行うプレゼンテーションはとにかく自信に溢れています。
言語の心配がないという点を差し引いても、彼らのプレゼンテーションは自信に溢れ、説得力があるように見えます。
間違ったことを言っていても、間違っていない風にも見えます。笑
「ちゃんと正しいこと言おうよ」と思うかもしれませんが、この自信を見せるという行為がGlobal Meetingではとても重要になります。
・自信を見せる=強いリーダーシップを持っている
という風に周りに見せるという意識が彼らには備わっています。
この意識や視点が非常に重要です。
自信がなく、弱弱しいプレゼンテーションでは強いリーダーシップを持っているという風に認識されず、マイナスに映ります。
日本のわびさびというか、おくゆかしさみたいなものはGlobal Meetingには必要ありません。
そしてそれが評価されることはありません。
従って、いかに自信を持って、プレゼンテーションをするか。これが重要です。
英語のうまい下手というのは関係ありません。
べたな日本語英語でもいいのです。
重要なことは言いたいことをはっきりと、自信を持って伝えること。
これが重要です。
それを行うためにはやはり「練習」がKeyになります。
この意識を持つか持たないかで、Global Meetingにおけるあなたのプレゼンスは大きく変わることになります。
もし、こういった機会を持つことが多い方は意識されることをお勧めします。
(私は時々ネイティブキャンプのフリートークを使って、プレゼンの練習を行うことがあります。
「Can I have a practice my English presentation?」という形で講師にお願いします。
もちろん、スライドは見せませんが。
話ができる範囲で話をします。
これをしておくと、何となく気持ちが楽になるのでお勧めです。24時間、時間無制限でトレーニングができるオンライン英会話。かれこれ5年近く愛用しています。)
まとめ
今日の内容をまとめると、、
・GlobalとのWSを成功させるコツは?
=入念な準備とすり合わせ
・Global Meetingにおけるプレゼンテーションのポイントは?
= 自信 + それを補うための練習
ということで今日は以上です。
お読み頂いた方のお役に立てば幸いです。
お読み頂き、ありがとうございました。
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