この記事を読んでわかること ・海外MBA現地留学のニーズについて
どうも、こんにちは。
外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。
先日、卒業した海外の大学のイベントにMBAの卒業生代表として登壇する機会がありました。
今日はその時の事を振り返り、ブログをお届けします。
短い内容かつ日記的な文章ですので、気軽な気持ちでお読みください。
MBA卒業生代表として登壇
3か月ほど前に卒業した大学のinternational officeから連絡がありました。
6月に日本でイベントやるから、何かしゃべってくれないかい?というものでした。
その時のメールがこちら。
I am aware that all of you, over recent months/years, have dedicated some of your time to assisting us at some form of several events or connections in Japan, as alumni.
We realize it’s been a difficult couple of years for us all, and we want to thank you wholeheartedly for this commitment.
Now our team plans to have a face to face event for offer holders and future candidates in Japan.
Could you have some speech for them as representative alumni.
日本語訳
ここ数ヶ月、あるいは数年の間に、皆さんは何らかの形で日本でのイベントや同窓生とのつながりに時間を割いてくださっていることを承知しています。
この数年間は、私たちにとって大変な時期であったと思いますが、このようなご尽力をいただいたことに心から感謝いたします。
今、私たちのチームは、日本でオファーホルダーや将来の候補者を対象にしたフェイス・トゥ・フェイスのイベントを計画しています。
代表的な卒業生として、彼らに向けて何かメッセージをお願いします。
International officeからのメールを一部抜粋 2023年3月
(Google翻訳さんありがとう)
コロナの時にはオンラインで行われていましたが、コロナも明けたので、Face to Faceの会を企画したいと連絡がありました。
久しぶりの対面イベント、面白そうですね。
行けますよ、大丈夫ですよ、とすぐに返事しました。
当日はFace to Faceで40人位、Zoomで20人位の人達が集まりました。
大学のスタッフが大学のことや街のことを説明した後、私のプレゼンがありました。
自身の経験やMBA後のキャリアについて5-10分ほどでお話しました。
英語でプレゼンして、質疑応答は英語と日本語が混ざり合うといった形で対応しました。
他の卒業生もいて、その人達の経験を聞く良い機会にもなりました。
交流会には多種多様な面々が
その後は大学のスタッフ、これから留学予定の人たち、大学に興味を持っている人達、卒業生達で交流会を行いました。
ケータリングで、軽くお酒も飲んで。
ようやくコロナの前に戻ってきたなあと感じました。
やっぱり楽しいですね。
交流会には、年齢も専門も勤めている企業もバラバラな人たちがたくさん集まっていました。
MBAに特化したイベントでなく、大学全体の会でした。
かつ卒業生も、これから入学を目指す人も一同に介するイベントでしたので、実に様々な人たちがいました。
卒業生の例:
・MBA卒業でIT企業の執行役員にまで登り詰めた人
・MBA卒業で国内の企業でGlobal Marketingに従事している人
・社費留学でInternational MarketingのMScを取って、前の会社で働き続ける人
・TESOLを取って、学校の先生をしている人
・開発学を取って、海外支援を目的にしたNPOで働いてる人
入学を目指す人の例:
・外資系コンサルでいま勤めている人
・大学をこの春に卒業したばかりで、9月からの入学を予定している人
・元百貨店勤務、e-commerceを学ぶために、会社を辞めて9月に入学を予定している人
入学を目指す人の中には、製薬関連、医療機器関連の会社にお勤めの方もいて、数名と名刺交換もさせて頂きました。
現地で学ぶというニーズがあることを再確認
このオンラインが発達した現代において、勉強のことだけ、学位のことだけを考えれば、オンラインですべて完結できると私は考えています。
なので、このイベントが開かれると聞いたときに
「海外現地で学ぶニーズって昔より減少しているのではなかろうか?」
と考えていました。
でもそんなことは全く無かったですね。
少なくともイベントに参加されていた方はみんな「現地で学びたい」って意欲が強かったですし、卒業生達も「また行きたいね」という話をしてました。
・異国の地で生活を味わいたい。サバイバルしたい。
・異文化の人達と膝を突き合わせてディスカッションしたい。
・英語100%の環境に身をおきたい。
・現地でどこまで自分の実力が通用するか試したい、Global Leadershipを鍛えたい。
・憧れの地で勉強・生活することで自分がどう変化するのかを経験したい。
・現地就職に挑戦したい。
色々な想いを持っている人の話を聞くことができ、現地での学びにニーズがまだまだあるということを再認識しました。
上記に書いてあるようなことって、やはりオンラインで経験するっていうのは難しいですよね。
気持ちわかりますし、私も留学を経験してますので、よくわかります。
オンラインでMBAを取るか、それとも現地に行ってMBAを取るか?
大きな選択の分かれ道だとは思いますが、
こういち的スタンスは
「正解は人それぞれ!」
だと思ってます。
置かれている環境が人それぞれ違いますし、目標も人それぞれだと思います。
ですので、自分でよく考えて、考えを深堀する必要があります。
Why MBA?をMBA取得前は深く考える必要がありますが、それをきちんと自分の中で整理しておくことが重要です。
私の場合は実際にイギリスに住んで、MBAの勉強をしました。
それに関して全く後悔はないですし、行って良かったなと心から思っています。
家族とも有意義な生活を送ることが出来ましたし、いまでもイギリス時代に知り合った友人とは定期的に交流しています。
数多くの国のクラスメートに囲まれて、時にはケンカのようなディスカッションを交えながら、プレゼン資料や企業への提案をまとめたのは今ではいい思い出です。
タフさも身についたと思います。
ビジネスマンとしての自信もついたと思います。
一方でいまの状況で現地留学を選ぶかはまた難しい選択です。
子供も大きくなり、昔より制限があることは確かです。
なのでオンラインという選択肢も全然ありえるかなと思ってます。
(若くしてチャレンジしておいて良かったです・・・)
ほんとに、色々な考え方があると思いますし、人それぞれで優先順位もあると思います。
ですので「正解は人それぞれ」です。
現地留学するか、オンライン留学するか迷っている場合は、何を自分の人生で優先するかを考えると良いのかなと思います。
具体的な話を聞いてみたいという方には
留学についてお聞きしたい、キャリアについて相談したいというニーズにお答えして、上記のNoteを執筆しています。
いまは10名程度の方と伴走しており、昨夜もまた新たな方とお話しました。
留学に限らず、製薬でのキャリアについてお話することも多いです。
昨夜の方もそのケースでした。
そちらについてもまた別途ブログの中で簡単にご紹介できたらと思っています。
時間とエネルギーを投下する関係上、完全ボランティアは難しく、有料にはなってしまいますが、ご興味ある方、事例を参考にしたいという方がいたらお読みいただけると嬉しいです。
実際の過去のやりとりについて、参考としてブログにもまとめてますのでよかったらご覧ください。
それでは本日は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメント