外資系製薬会社転職半年のリアルを伝えます。7か月目に突入。インターンを受け入れました。

転職リアル日記
この記事を読んでわかること
・外資系製薬会社に転職して7ヶ月目のリアル - インターンの受け入れ - 
・インターン受け入れは自ら上長に交渉したよ
・足りない経験値や知識は埋めにいけ

どうもこんにちは、こういちです。

今日は転職して7ヶ月目の頃を振り返って記事を書いていきたいと思います。

7ヶ月目は丁度部署にインターン生を受け入れていた時期ですね。

私がインターンの方のお世話をする形で、約2ヶ月、あるプロジェクトをご一緒させて頂きました。

今日はそのことについて書いていきたいと思います。

外資系製薬会社に転職して7ヶ月目のリアル – インターンの受け入れ –

所属する経営企画部にて、社内インターンを受け入れていました。

将来、経営企画部で働きたい、もしくは興味があるという社員に対してインターンを募集したのが昨年のこと。

数人の募集があり、その中の一人が社内インターンとして、経営企画部にやってきました。

やってきたといっても、その方のリソースをフルに経営企画部に移すわけではなく、

業務のうちの1-2割を完全オンラインで実施できるプロジェクトにアサインされ、経営企画部の仕事を体験してもらうというShort Assignmentでした。

丁度時を同じくして、

ある領域の新薬の事業性を評価をする仕事が舞い込んできました。

会社としては未経験の領域です。

経営企画の疑似体験には持ってこいということで、こういちがプロジェクトリーダー、インターンの方がプロジェクトメンバーということで、事業性を評価することになりました。

詳細や具体的なことはブログでは書けませんが、以下のような内容を調べていきました。

・疾患分析

・疫学分析

・治療分析 (アンメットメディカルニーズ含む)

・競合分析(現在および将来)

・薬価分析

・市場性分析

これらの内容を二人で手分けしながら、また外部のリソース(ベンダー)も活用しながらプロジェクトをまとめあげました。

最後はインターンの方から経営企画部内でプレゼンをしてもらい、「Good Job」という評価を頂いて、無事にプロジェクトが終了しました。

インターン受け入れは自ら上長に交渉したよ

スムーズに事が運んだように前の章では記載をしましたが、インターン生の受け入れは思った以上に苦労しました。特に以下のような点です。

・事業性評価の手順がわからない

・競合分析の際のデータのリソースが限定的

・薬価のルールに関する知識や経験を持ち合わせていない

・売り上げ予測を行ったことがなく、算出の仕方がわからない

上記に挙げた点は経験を積みながら学習していく側面が強いため、インターンの方の知識や経験が乏しいというのは当然といえば当然です。

なので、手順や方法をレクチャーする必要があります。

大変だったのはそれを短期間で教え込まなくてはいけなかったということ。

そして出てきたアウトプットをレビューしてブラッシュアップをしなければいけなかったという点です。

この所謂、

人に動いてもらう、

今回はコーチングというより、ティーチングに近いものを実践するというのが、

この会社に来て初めてだったので、そこの部分が普段と違う脳みそを使う必要があって苦労しました。

非常に良い苦労だったので、まったく嫌ではなかったんですけどね。

といっても、この苦労は自ら買って出たもの。

インターン生を受け入れて、その世話役を実施したいという希望は、実は昨年から上長にお願いをしていた案件の一つでした。

将来的には大きな組織を率いていきたいと考えているこういちですが、現在は部下を持たない管理職です。

「将来のキャリアを考えた時にマネジメント経験を積むことは必須だと考えています。

だけどいまの現状の組織では自分の下に部下が就く体制は考えにくいことは理解しています。

それならばそれに近い環境(インターンの受け入れ)を作り、いまの内から勉強したいと考えています。」

といった趣旨の希望を、昨年のキャリア面談の時に伝えておきました。

そしたら上司が人事の方と相談してくれて、あれよあれよと話が進み、インターンの受け入れが決まりました。

なので、今回自分が経験した苦労は、自らが望んだものでしたので、まったく嫌ではなく、むしろよい成長の機会になったと思っています。

具体的には、

・アドバイスの出し方

・フィードバックの仕方

・質問の仕方

・レビューコメントの入れ方

などなど、

「いかに相手に気持ちよく動いてもらい、かつ短期間で質の高い成果物を出してもらうか」

ということに気を遣った2カ月間でした。

部下を持つのは楽ではないということを改めて痛感した期間でもありました。

ちなみに一緒にプロジェクトを実施したインターンの方とは今も定期的に面談をしています。

チューター制度みたいな形で、私が相談役を引き受けているというような形です。

プロジェクト終了後に、インターンの方自ら希望してくださったので、個人的に非常に嬉しく思っております。

足りない経験値や知識は埋めにいけ

自戒の念を込めて、あえて命令形で書きました。

命令形にしたのは、危機感を持つことが重要だということを自分自身にも言い聞かせたかったからです。

出来る方の出世はいまどんどん早くなっています。

30代で部長職に就くことも珍しくなくなってきているのが、今の、特に外資系製薬会社の実際です。

私の将来のキャリアパスの一つに、外資系製薬会社の立ち上げ案件に管理職として関わるという希望があります。

そしてゆくゆくは事業部を率いるようなタレントに成長していきたと考えています。

ただその場合、採用される際に問われるのは実務経験に加え、マネジメント経験も問われることになると予想しています。

そういうチャンスはいつ来るかわかりませんし、そのチャンスが来た時の備えは考えておく必要があると思っています。

そのためには、自分が得たい経験や知識には貪欲であるべきだと考えています。

いずれ年齢があがっていけば自然と部下が就くようになると考えてマネジメントのことをあまり意識せずに仕事をするのと、

いつか来る将来のために常日頃からマネジメント経験に貪欲で、よく上司や経営層の人たちのリーダーシップを観察しながら仕事をするのとでは、

同じ時間仕事をしていたとしても、そこから得られるインプットは大きく異なることになると思っています。

従って、自分の将来のキャリアを少しでも理想に近づけたいのだとしたら、その理想を意識した働き方が必要になると私は考えています。

Sense of Urgency (現状に満足せず、常に危機感を持つ)

ジョンコッターが企業変革の際に必要になる概念の1st Stepとして提唱した考え方として有名ですが、私はキャリア形成においても非常に重要な考え方だと思っていて、大切にしている思考です。

これからも自分のキャリアを見つめなおす時には、常に危機感を持って、自分の現状に満足せず、向上していきたいと考えています。

っと、割りと理想に近い考え方を書いたわけですが、sense of urgencyの状態で常にいると、それはそれで疲れてしまいます。

なので時にはちょっとおさぼりもしますし、こうしてブログを書いて息抜きをしたりしています。

上手に自分のモチベーションと付き合いながら、これからも積極的に自分のキャリア形成に努めていきたいと思います。

まとめ

ということで本日は以上になります。後半は私個人のキャリア形成の考え方についての記事になってしまいましたが、お読み頂き嬉しく思います。

まとめると、

・外資系製薬会社に転職して7ヶ月目のリアル

・インターン受け入れは自ら上長に希望したよ

・足りない経験値や知識は埋めにいけ

上記3点について書かせて頂きました。

本日もお読み頂きありがとうございました!

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