この記事を読んでわかること
転職12週目の過ごし方
コンサルとのプロジェクトの実際
コンサルプロジェクトの成功のコツ
どーも、こんにちは。外資系製薬会社、経営企画室に勤めるこういちです。
転職して、3ヶ月目に入っています。
今週からコンサルとのプロジェクトが動き始めているので、今日はそのことについて述べていきたいと思います。
転職12週目の過ごし方
今週は前々から経営企画室で進めていたプロジェクトのKOM(Kick Off Meeting)がありました。
このプロジェクトにはコンサルに入ってもらっています。
詳しいことは書けないのですが、ガバナンス体制のルールをまとめるプロジェクトです。
そしてこのプロジェクトには、コンサルの人に入ってもらっています。
コンサルとのプロジェクトの実際
7月のはじめ位に、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)をお渡しし、コンサル数社と面会しました。
彼らからの提案を受け、そのうちの一社と契約。
そして、今週KOMを実施したという流れです。
「コンサルを使いましょう」というのは、チームの総意でした。
なぜなら最終的なOutputがガバナンス体制の説明書のようなPPTをまとめることだったからです。
もちろん自分達で手を動かして、PPTにまとめることが出来ないわけではないのですが、時間と労力が掛かってしまいます。
我々は議論と頭を使うことに時間を使って、コンサルの方に資料作成とプロジェクトマネジメントをお願いしようということで、今回はコンサルを利用することになりました。
今後コンサルとの毎週の会議に加え、3週に一度、各事業部長や社長を交えた会議がセットされ、我々が用意しているドラフトをレビューしてもらうための時間が設けられます。
コンサルには資料の作成およびプロジェクトマネジメント(会議の設定と議事録作成)を行ってもらう予定です。
今回利用しているコンサルは、みなさんも名前を知っているようなコンサルです。
KOM前に、KOMを開催するための会議を2回ほど持ちました。いまのところの私なりの評価ですが・・・
・資料のまとめ方△
・ファシリテーションの仕方〇
・経験値◎
主担当の方への現時点での私自身の評価は上記のような状況です。
資料のまとめ方は△です。
ところどころMECEになっていなかったり、レベル感の異なる事象が同じテーブルにまとまっていたりしたので、会議の中で指摘させて頂きました。
また会議終了後、資料にコメントバックする形をお取りしました。
ファシリテーションの仕方は〇です。
年齢を重ねていることもあり、このあたりは経験が豊富な印象を持っています。
経験値は◎としました。
元々外資系製薬会社のマーケティング職を長くされていた方で、製薬会社のライフサイクルの考え方や用語にも詳しいので◎としました。
今回、このコンサルに選んだ最大の理由もこの経験値があったためです。
我々のビジネスを全然知らないコンサルの人だと、理解させるのに大変な労力と時間を我々が費やさないといけないので、製薬会社での勤務経験のある方で、ガバナンスのことにも精通しているコンサルタントがいるコンサルティングファームを選択しました。
このプロジェクトは10月中旬まで続きます。
しっかりとしてアウトプットが出せるよう頑張りたいと思います!
コンサルプロジェクトの成功のコツ
前のブログにも書きましたが、過去筆者であるこういちはコンサルとのプロジェクトを数多くこなしてきました。
その中で掴んだコツは
・積極的にコンサル側にプロジェクトオーナー側から介入したほうが良い
ということです。
彼らは優秀な方が多いので仕事をさくさく進められる方が多いのですが、ともするとプロジェクトオーナーの意向を十分に汲まずに、ものごとを進めてしまう傾向をもっています。
なのでこちらの意向を十分に反映させるために、彼らが作ってくる資料や成果物については細かく確認し、コメントバックして、修正してもらう必要があります。
コンサル側に任せっぱなしは絶対にダメです。
時々、プロジェクトオーナーなのにコンサルに投げっぱなしであまり介入をしない方を見かけますが、こういうプロジェクトはたいてい途中で躓きます。
「その案件については聞いていない」とか「社内ステークホルダーとの事前のネゴシエーションが不十分でプロジェクトが先に進まない」といった問題が途中で起こってきます。
「プロジェクトオーナーはコンサルに投げっぱなし、参加メンバーはコンサルからたくさんインタビュー依頼が来て、時間を浪費される。」
巻き込まれる社内のステークホルダーから不満が表出するケースです。
コンサルに投げっぱなしにする担当者のプロジェクトでこういったケースが見られます。
従って、私からお伝えしたいのは、積極的にコンサル側に介入し、こちらの意図をプロジェクトに反映させ、社内ステークホルダーへの配慮はプロジェクトオーナーとして責任をもって行うべきということです。
こういうことをしっかりしていないと、途中で躓いてしまうので、ご注意くださいね。
ちなみに、今回のプロジェクトはコンサル側の人間は3人ついていますが、そのうちの2名は元製薬会社勤務経験をお持ちの方です。
もう一人の方は元広告代理店勤務の方で、製薬企業や医療機器を相手に仕事をしていた方になります。
従って、コミュニケーションは非常に取りやすいです。
このようにヘルスケア系のコンサルプロジェクトというのは、元製薬会社の社員とか、元厚生労働省職員とか、元医師が出てくることが多いです。
過去マッキンゼーと行ったプロジェクトでも、医師免許を持っている方、看護師免許を持っている方が出てきて、一緒にプロジェクトを進めたことがあります。
高齢化社会を迎える日本においてヘルスケアは大きな産業になりえるため、各社コンサルはヘルスケアのプロジェクトには力を入れていて、ヘルスケア専門のコンサルタントの雇用ニーズも活発です。
だいたい、主要なコンサルティングファームはヘルスケア部門を有しています。
そのあたり、ご興味があるという方がいたら、一度コンサル専門の転職エージェントにお話をお聞きするといいかもしれません。
現役コンサルタントの転職支援数、No1!【アクシスコンサルティング】
前のブログでも書きましたが、コンサルティングファームへの短期間(2-5年)の転職は外資系製薬会社の戦略的キャリア形成のひとつの選択肢に入ってくると思うので、若手の方にはお勧めをしたいと思います。
詳しくはこちらのブログ
外資系製薬会社の戦略的キャリア形成の一環としてのコンサル転職。選択肢の一つとして検討の価値ありだと思うので、その理由を紹介します。
まとめ
ということで本日は以上です。まとめると
転職12週目の過ごし方
コンサルとのプロジェクトの実際
コンサルプロジェクトの成功のコツ
ということについて書かせて頂きました。
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメント