この記事を読んでわかること
・製薬マーケティングのプロダクトマネージャーが知っておきたい開発用語。
どうも、こんにちは。
外資系製薬会社経営企画室に勤めるこういちです。
熱いですね。
熱い。
2024年の7月は40度を記録するところもあり、猛暑が続いていますね。
(あとでブログを読み返した時の思い出としてつづっております。)
さて、今日は短めの記事です。
というのも、Medinewさんの記事を読んで頂きたいからです。
製薬マーケティングのプロダクトマネージャーが知っておきたい開発用語
開発の方とのコミュニケーションが増えていくであろうプロマネ向けに記事を執筆しました。
良かったら記事にアクセスしてみてください。
製薬マーケティングのプロダクトマネージャーが知っておきたい開発用語、記事に込めた想い
開発段階の薬剤をプロマネとして担当する場合、例えば以下のようなR&Dチームのやりとりに遭遇することがあります。
「TPPに関して日本からのインプットが求められてます。」
「GMPがもうすぐか、QC担当は誰ですか?」
「TID?せめてBIDじゃないと。理想はQDだけど。」これは、筆者が本社勤務1年目にR&Dチームの担当者とのMeetingで実際に遭遇した会話の一部です。
R&D畑の方からすると当たり前のようなこれらの会話も、MR出身の方からすると「なにを言っているのか全然わからない」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、私もそうでした。R&DチームとのMeetingでは、R&D独特の略語や用語が飛び交い、悪戦苦闘した記憶があります。
最初はよく分からない用語や単語が会議で飛び交う度に、メモを取っていました。
上記は執筆した記事から抜粋した一文です。
Medinewさんの記事では、寄稿している、かつ、きちんとした文章で投稿させて頂いているので、悪戦苦闘な感じは伝わらないと思います。
が、正直最初はめちゃくちゃ苦労しました。
それこそ、最初は開発の人達の使う用語がちんぷんかんぷんだったので、ネットで調べたり、仲の良い開発の同期に「略語集あったら頂戴」など、至るところから情報収集してました。
「コマーシャルニーズをインプットしたいんだけど、まずは開発の人達のワールドに入っていかないと、意見も聞き入れてもらえない。」
こんな世界観があるのがR&Dの人達とのやりとりです。
いまは昔に比べると、R&Dの人達は歩み寄ってきてくれる印象はありますが、昔は職人気質の人なんかもいて、「開発のことなんにも分かってないひよっこが口出すんじゃない。」みたいな方もいたりしました。
年が10個も20個も上な開発リーダーに意見していくわけですから最初はびびってました。
でも開発の人に市場や顧客に関して適切なインプットをしないと、後から困ることになります。
コマーシャル的には重要な評価指標が試験で取られていなかったり、重要なサブ解析が統計解析計画で事前に規定されていなかったり。
薬が発売されてから苦労することになります。
だから適切なインプットを、職人気質な開発リーダーたちに適切な時期にインプットしていく必要があるわけです。
そういう人を動かそう、意見を聞いてもらおうと思ったら、彼らとの共通言語で議論を戦わせる必要が出てきます。
その時の一助になれば嬉しいなと思って、今回の記事を執筆しました。
プロマネも、上市前の製品を早い段階から扱うようになってくると、開発の方々とのコミュニケーションが増えてきます。
全部を一度に覚える必要はないと思っていますが、Medinewさんの記事からダウンロードして、保存しておいてもらえると、忘れたころに役に立つアイテムになるのではないかと思います。
記事を読んでくださったら嬉しいです。
ということで本日の内容は以上です。
最後に記事のリンクを掲載し、今日のブログを終えたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました!
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