「製薬キャリア 3.0」にアクセス頂き、ありがとうございます。このサイトのコンセプトはずばり、「未来の製薬会社のキャリアを考える」です。ここでは私なりの「製薬キャリア 3.0」という言葉についての定義を、過去(製薬キャリア 1.0)、現在(製薬キャリア 2.0)という言葉と比較しながら紹介したいと思います。
過去「製薬キャリア 1.0」(ひと昔前)
一つの製薬会社で勤めあげるのが当たり前の時代。転職したとしても1回程度。一つの会社で多くのポジションを経験、もしくはスペシャリストとして勤務して、退職を迎える。
現在「製薬キャリア 2.0」(いまここ)
複数の製薬会社で勤務することが一般化しつつある状況。
ポジションアップやスキルアップを目的に転職する人が多数出てきている。50歳くらいでキャリアのピークを迎え、60歳で定年を迎える。65歳まで再雇用で勤める人もしばしば。サラリーマンとして一つの収入源で生活を維持することが一般的な時代。
未来「製薬キャリア 3.0」(このサイトが思考する未来。2030年-2035年を想像してます。)
内資・外資に関わらずスキルや経験でキャリアに大きく差がつくことが明確になってくる。
しっかりとしたキャリア戦略や人生戦略が必要な時代。できるとされる人材は30代で部長クラスや役員クラスに。3-4回転職することが当たり前の世の中で、米国のように転職しない人材がレア人材になるような時代。デジタル化の加速により国の垣根は益々なくなり、それに伴い国を跨いでの人材交流が益々活発になる。
また複業・副業が一般化し、会社に勤めながら複数の名刺を持つことが当たり前の時代に。サラリーマンとしての成功と、複業での成功がリンクし、複数の収入源を得ながら活動する人が増えているような時代。定年は70歳まで延長されるものの、定年前に独立し、生涯にわたり現役で仕事をする人の割合が増加する。
上記が私の考える製薬キャリアの過去・現在・未来です。もうすでに「製薬キャリア 3.0」の想像する未来で働いている方もいらっしゃるとは思いますが、それはまだまだ少数派だと思います。
このサイトでは、来る製薬会社の未来に向けてキャリア、スキルアップ、転職、複業(副業)に関する情報をお届けしたいと考えています。様々な観点や情報を私の経験も踏まえて、なるべくわかりやすく紹介していきます。それでは「製薬キャリア 3.0」をどうぞよろしくお願い致します。